ホシノアーキテクツ、黎明小橋がFRAME Awards 2025に選出される
東京都港区を拠点とする株式会社ホシノアーキテクツは、人道橋「黎明小橋」が国際的なデザインアワード「FRAME Awards 2025」で“Best Use of Light”部門のShortlistに選ばれたことを発表しました。このアワードは、店舗、ホテル、オフィス、文化施設など、さまざまな空間デザインを対象としており、作品の色合いや光の使い方、素材の選定などが評価基準となっています。
人道橋「黎明小橋」とは
「黎明小橋」は勝どき駅と晴海三丁目を結ぶ歩行者専用の橋であり、2024年3月25日に開通しました。この橋は朝潮運河を横断し、新たな憩いの場として「GRAND MARINA TOKYO」にアクセスを提供しています。特筆すべきは、そのデザインで、波打つような柔らかな曲線が使用されており、穏やかな水のイメージを表現しています。
橋の構造は、連続する白い部材が水面に浮かぶことで、繊細な動きと水面のきらめきが重なり、独特の美しさを生み出しています。また、橋は三次元的に形状を変えることで今回の“Best Use of Light”に対する高い評価を得たのです。人々が橋を渡る際、そのデザインの動きから楽しさを感じられるよう工夫されています。
FRAME Awardsについて
FRAME Awardsは、インテリアデザインとプロダクトデザイン分野での優秀な成果を称賛する国際的なアワードです。デザインメディア「FRAME」によって設立され、世界中のデザイナーや建築家が集い、革新的な作品の発信地となっています。評価基準は創造性、機能性、革新性、持続可能性を重視しており、専門家による審査パネルが多角的に評価を行います。
ホシノアーキテクツについて
ホシノアーキテクツは、「人に愛される街、空間、体験をデザインする」という理念のもと、様々なプロジェクトに取り組んでいる建築都市設計事務所です。代表の星野裕明氏を中心に、国内外の建築家やデザイナーが集まり、文化や歴史を考慮に入れたデザインを提供しています。過去にはグッドデザイン賞やThe Architecture MasterPrize™ (AMP) など、多数の国際的なデザイン賞も受賞しています。
本プロジェクトに関する詳細な情報は、
ホシノアーキテクツの公式ウェブサイトでご確認いただけます。その他のプロジェクトのデザインプロセスや写真は、公式インスタグラム
@hoshino_architectsでも見ることができます。
まとめ
ホシノアーキテクツが施策した「黎明小橋」は、光の使い方において特に高く評価され、FRAME Awards 2025のShortlistに選出されました。その独自のデザインは、勝どきエリアの新たなランドマークとして、訪れる人々に新たな体験を提供することでしょう。