横浜の観光に新たな息吹を！Mixed Reality体験プロジェクト始動

Colorful株式会社は、横浜市が推進する「技術系スタートアップ実証実験等支援プログラム」において、株式会社GATARIとタッグを組み、観光体験の新しい可能性を切り拓く実証実験を開始します。このプロジェクトでは、横浜のシンボルである横浜マリンタワーを舞台に、GATARIのMixed Reality（MR）プラットフォーム「Auris」を使用した音声ナビゲーションと経路データの有用性を検証。Colorfulは、この内容の脚本制作とコンテンツプランニングを担当しています。

進化する観光体験

近年、アニメや漫画のファンタジー・異世界ものへの関心が高まっており、現実の街とデジタルな物語を融合させることで、観光体験に新たな没入感をもたらすことが可能になっています。この実証実験を通じて、観光・文化施設におけるMixed Reality技術がどのように役立つかを探求します。

実験の概要

実証実験は、2025年2月15日（土）・16日（日）の2日間、横浜マリンタワーで行われます。時間は12:00から17:00までで、来場者は展望台でのパラレルワールドツーリズムを体験できる機会が与えられます。参加者は、未来の横浜を舞台に「幸福を招くグッドラック」を収集するミッションに挑戦します。

ストーリーと参加方法

この体験は、西暦2525年を舞台にした物語で、通信用の「タキオン通信」を利用したナビゲーター「クリハラ」が登場します。今回は、FMヨコハマのDJ栗原治久氏が声の出演を務めます。来場者は、展望台を巡りながら、横浜の歴史や、収集すべき「グッドラック」の背景を学びます。

体験内容

1階と2階ではイントロダクションが行われ、29階と30階ではメインストーリーが展開されます。参加者は、GATARIが貸し出すiPhoneを使用し、15分から20分程度の体験を通して、新しい視点から横浜を楽しむことができます。

ColorfulとGATARIの役割

Colorfulは、実証実験におけるコンテンツの設計と脚本制作を担当し、GATARIは音声MR技術を駆使してシステムの開発とユーザー体験の設計を行います。両社の技術とストーリーテリングが融合し、都市空間の新しい活用法を提案します。

今後の展望

この実証実験をきっかけに、ColorfulとGATARIは音声MR技術を用いた新しい観光体験の普及を目指しています。また、プロジェクトの長期的な協力関係を築き、デジタルコンテンツを通じて都市空間の価値の向上を図る考えです。今後の詳細については、公式ウェブサイトやSNSで発表される予定ですので、ぜひ期待してください。