株式会社Tanceeの資金調達と今後の展望
株式会社Tanceeが、外国人材に特化したプラットフォームを運営し、シードラウンドで4500万円の資金調達を完了しました。この資金は、特定技能市場における重大な課題を解決するために活用され、特に深刻な労働力不足に直面する業界を支援するための事業開発と採用体制の強化に向けられます。
資金調達の背景と目的
日本の労働力不足は年々深刻化しています。2040年には1100万人もの労働力が不足すると予測されており、特に介護、飲食、農業といったエッセンシャルワーカーに大きな影響を及ぼすことが懸念されています。この現状に対処するために、外国人材を受け入れる"特定技能"制度の活用が強く期待されています。しかし、現在は多数の人材紹介会社や登録支援機関が存在するため、非効率で断片化された市場が形成されています。
Tanceeのビジョン
株式会社Tanceeは、職を求める外国人材と雇用企業との"マッチングの透明性"と、複雑な義務的支援をデジタル化することによって、双方のニーズに応えるインフラを築くことを目指しています。従来の人材紹介モデルを超えた二層構造のプロダクトを展開し、デジタル環境でのマッチング精度を高めることで、労働市場の可視化を実現します。
デジタル化によるコスト削減
これまで企業は外部機関に依存することが多く、そのコストが採用の障壁となることがありました。Tanceeは、義務的支援の業務をデジタル化し、企業が内製化できる仕組みを提供することで、コストの大幅な削減を図ります。
投資家からの信頼
インキュベイトファンドの代表パートナーである和田圭祐氏は、今回の資金調達に関し、Tanceeの創業者である西雅也氏のビジョンと実行力を高く評価しました。彼は、Tanceeの提供する二層構造プロダクトが外国人材市場を支える重要なインフラとなり、労働力不足の解消に貢献すると信じています。
創業者からのメッセージ
西雅也氏は、「日本の労働力不足を解決するために、この業界に関心を持ちました。その後、アジア各国を訪れ、希望を持って日本で働きたいと願う人々と直接話す機会がありました。彼らの強い意志や"ジャパニーズドリーム"を理解する中で、効率的な仕組み作りの必要性が再確認されました。」と述べています。
採用情報
Tanceeでは、現在リクルート出身者を中心としたチームが、外国人材業界の深い知見を活かして共に挑戦する仲間を募集中です。CXO候補やセールス、長期インターンシップなど多様な職種での募集を行っています。
(採用ページ:
Tancee採用サイト)
会社概要
社名: 株式会社Tancee
代表者: 西雅也
所在地: 東京都港区赤坂2丁目21-4
設立: 2025年7月
事業内容: 外国人材プラットフォームの運営
URL:
https://tancee.co.jp/
この資金調達によって、Tanceeは今後のプロダクト開発を加速し、労働力不足問題の解消に挑む姿勢を強化していきます。