新たに誕生する航海の伝説
ロイヤル・カリビアン・インターナショナルが、アイコンクラス第3隻目となる新造船の名称と航路を発表しました。その名も「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」。2026年8月から始まるクルーズは、バルセロナおよびチビタベッキア(ローマ)を起点に、7泊の西地中海クルーズを運航します。さらに、同年11月からはフロリダ州フォートローダーデールを母港に西カリブ海および南カリブ海への航海も予定されています。これにより、ロイヤル・カリビアンが誇るプライベートアイランド「パーフェクトデイ アット ココケイ」も訪れ、その美しいビーチを楽しむことができます。
新しいクルーズ体験の提供
ロイヤル・カリビアンの社長兼CEOであるマイケル・ベイリーは、「アイコンクラスの誕生から1年が経ち、多くのお客様がアイコン・オブ・ザ・シーズで忘れられない思い出を作ってきました。このタイミングで第3隻目の名称を発表できることを嬉しく思います」と語っています。レジェンド・オブ・ザ・シーズは、アイコンクラスの伝説を受け継ぎ、ヨーロッパとカリブ海の魅力を届ける新たなステージとなるでしょう。
新しい船では、フランス、イタリア、スペインなどの人気旅行先を巡ることが出来、本物の自然と文化に触れる素晴らしい経験を提供します。そして、冬季には魅力的な寄港地が点在するカリブ海を訪れ、快適なビーチリゾートの雰囲気を楽しむことができます。
船内の魅力とアクティビティ
レジェンド・オブ・ザ・シーズは、40以上のレストランやバー、そして数多くのアクティビティを取り揃えています。家族や友人と共に過ごす特別な時間を提供するのが魅力です。例えば、業界初を走るフリーフォールスライダーや、海上49メートルあがるアスレチックエリアなど、スリル満点のアクティビティも満載です。さらに、中央にインフィニティプールを備えたリラックスエリア「ザ・ハイドアウェイ」や、洋上ならではのスイムアップバー「スイム&トニック」も設置され、リラックスできる空間が広がります。
また、最上階には新たなエンターテインメント施設「アクアドーム」があり、昼夜を問わず楽しめるプログラムが用意されています。これらの施設は、ロイヤル・カリビアンの魅力を存分に体感できるポイントです。
環境への取り組み
新船レジェンド・オブ・ザ・シーズは、ロイヤル・カリビアンが次世代の航海技術を活用して、より良い環境保全を実現するための取り組みの一環です。液化天然ガスを使用し、廃熱回収システムや陸電接続システムを搭載したこの船は、持続可能な航海を実現するために設計されています。
旧レジェンドとのつながり
興味深いことに、新たな「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」という名前は、過去にロイヤル・カリビアンが運航した客船名と同じです。その旧船は多くの日本のクルーズファンに愛着を持たれ、記憶に残る存在でした。今回の命名には、そんな歴史への敬意が込められているのかもしれません。
結び
新たな「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」と共に、ロイヤル・カリビアンがどのような新しい「伝説」を築いていくのか、我々も期待を寄せています。クルーズの予約は公式サイトでスタートしていますので、ぜひ一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。また新しい航海の旅路に出発する際には、この船が新たな思い出の場となることでしょう。