熱気あふれる真夏のボクシングイベント
2024年8月16日、東京都後楽園ホールにおいて、日本のボクシング界における注目のダブルタイトルマッチが開催されます。この日のメインイベントは日本ライト級タイトルマッチで、王者の三代大訓(横浜光)と挑戦者の宮本知彰(一力)が激突します。ライブ配信はU-NEXTによって17時45分から行われ、ボクシングファン必見の試合が展開されます。
メインイベント:日本ライト級タイトルマッチの見どころ
三代大訓は、昨年4月に仲里周磨を破って獲得した王座の初防衛戦に臨むことになります。三代は冷静に試合を進めるタイプで、左ジャブが持ち味のボクサー型。彼は以前は元東洋太平洋スーパーフェザー級王者としても知られています。2020年以降はライト級に転向し、無敗のまま数々の試合を重ねてきましたが、昨年韓国での試合で思わぬ初黒星を喫しました。
「韓国での敗北は過去のもの」と語る三代は、その後すぐに日本タイトルを目指す動きへと進展しました。この日の試合では、勝利すればライト級の統一戦へ向けて大きな一歩を踏み出すことになります。一方、挑戦者の宮本知彰は、5月に日本ランキング入りを果たし、今が千載一遇のチャンスです。サウスポーの宮本はKO率が高いボクサーで、勝負にかける情熱は非常に強いものがあります。「今後上に行くチャンピオンに負けるなら掴み取る価値がある」と、キャリア初の大舞台に挑む覚悟を語っています。
この一戦は、まさにトップレベルの勝負が予想されます。両者のスタイルが相まって、どのような展開になるのか、ファンの期待が高まっています。
セミファイナル:日本フライ級タイトルマッチの展望
セミファイナルとなる日本フライ級タイトルマッチでは、飯村樹輝弥(角海老宝石)が見村徹弥(千里馬神戸)と対戦します。飯村は昨年7月に無敗の王者から王座を奪い、数回の防衛を経てさらに強さを増しています。最近では、家族の存在が彼のモチベーションを一層高めています。今月誕生した第一子にも誓いを立て、「次は俺の番」と語る彼の姿勢が試合にどう影響するか見どころです。
一方、見村は過去の経験を活かし、ここまでの努力を実らせる舞台として後楽園ホールに挑むことになります。5年8ヶ月ぶりに立つこの聖地で、重要な一戦に臨みます。「後楽園ホールで強い相手に勝ってこそ本物だ」と意気込む見村にとって、ここが新たなスタート地点かもしれません。
配信情報
U-NEXTでは、今回の「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE BOXING vol.21」がライブ配信され、試合後も見逃し配信が行われるので、ボクシングファンはもちろん、スポーツファンにも楽しんでもらえる内容です。すべて見放題で楽しめるこの機会をお見逃しなく。メインイベントやセミファイナルの激闘を、生中継で体験しましょう。