2024年10月30日、福岡市を中心に活動しているローカルフードサイクリング株式会社や、東京都の複数の団体と力を合わせて、今話題の「循環型コミュニティガーデン協会」が設立されます。ここでは、都会の中で緑を育て、地域とのつながりを深める新たな試みがスタートします。これに伴い、設立を記念した講演イベントが同日に実施され、さらに会員募集や教育プログラムも始まり、持続可能な生活スタイルが促進されることでしょう。
循環型コミュニティガーデンとは
「循環型コミュニティガーデン」は、地域の人々が集まり、土や植物、さらには多様な生物に触れることで、自然の豊かさや食の大切さを学ぶことができる場です。場所ごとに、落ち葉や雑草、生ごみを堆肥化し、雨水を活用するなど、自然環境に優しい方法を取り入れた農法を実践しています。これにより、生物多様性を都市部に広げ、地域に貢献することが期待されています。
具体的な活動内容
- - コンポスト利用: 各地で発生する有機廃棄物を堆肥化し、有効活用します。
- - 雨水利用: 自然の恵みを無駄なく活用する取り組みを行います。
- - 地域との連携: コミュニティガーデンは、地域住民や法人、教育機関と協力しながら運営されます。
- - 雇用創出: 多様な世代の方々に向けたグリーンジョブを育成し、雇用の機会を提供します。
この協会では、すでに循環型コミュニティガーデンの運営経験がある団体や、これから始めようとする個人・団体とのネットワークを形成し、実践事例の共有や技能の向上を目指します。また、農業者の方々には、循環型へのシフトを促すことで、より持続可能な農業の実現を支援します。大切なことは、共に活動する仲間を増やし、持続可能な地域を作ることです。
コミュニティガーデンへの参加方法
この協会では、会員を広く募集しています。参加の条件は以下の通りです。
1.
循環型コミュニティガーデンに興味がある団体や個人。
2.
運営メンバーが3名以上いること。
3.
地域のためにともにガーデンを運営する意志があること。
会員になることで、理想的な循環型コミュニティガーデンの運営に向けた講座やイベントに参加することができ、全国のガーデン運営者とのネットワーク形成も可能です。
設立記念イベントの詳細
このたびの設立を祝し、オンラインでイベントを開催します。日時は2024年10月30日(水)19:00から20:30まで。参加は無料で、定員は300名です。イベントでは、様々な団体の取り組みや、海外の先進的な事例を紹介しながら、理想的な循環型コミュニティガーデンをどう広めていくかについての講演が行われます。興味のある方はぜひ参加して、今後の活動についての情報を得てください。
登壇者:
- - ローカルフードサイクリング株式会社・平由以子
- - アーバンファーマーズクラブ・小倉崇
- - Green Works・牧野ふみよ
- - 循環生活研究所・木村真知子
参加申し込みは「循環型コミュニティガーデン協会」のウェブサイトから行えます。
お問い合わせ: ご質問がある場合は、
[email protected]までご連絡ください。皆様の参加を心よりお待ちしております!
このプロジェクトは、農林水産省の都市農業機能発揮対策の一環として支援を受けています。新しい形の地域社会を一緒に育てていきましょう。