看護師必見！急変対応を学ぶ『NCLS』公式テキストが登場

看護師の皆様に朗報です！臨床の現場で求められる急変対応を学ぶための新しい教材『NCLS』公式テキストが2025年2月下旬に発売されることが決定しました。このテキストは、看護師の急変時の対応スキルを向上させるために設計された重要なリソースです。

NCLSとは？

NCLS（Nursing Cardiac Life Support）は、看護師が必要とする新たなBLS（Basic Life Support）コースで、従来のICLS（In-hospital Cardiac Life Support）やACLS（Advanced Cardiac Life Support）に代わるものです。このコースの公式テキストは、以前はPDF形式で受講者に配布されていましたが、多くの希望者から書籍としての販売が求められたため、正式に商品化される運びとなりました。

テキストの内容と特徴

本テキストは、心停止の応急処置だけでなく、徐脈や頻脈への対応、心電図の解読、窒息への対処法など、臨床において重要ながらNCLSコース内では十分に学べない内容も充実させています。さらに、テキスト内にはQRコードが記載されており、これを通じて複数の動画教材にもアクセス可能。実践的な知識を得るためのサポートが整っています。

目次は以下の通りです：

- 院内心停止の現状と蘇生科学
- 心停止の対応
- ABCDEアプローチ
- 気道管理（BVMの取り扱い、気管挿管について）
- 除細動器
- 救急カートの薬剤
- 急変対応時の役割とノンテクニカルスキル
- さらに学びたい人向け資料

予約購入の案内

この『NCLS』公式テキストは、書籍版と電子版の両方で提供されます。書籍版は2月中旬から下旬の発送予定で、電子版も同時に発売されるため、自分のライフスタイルに合わせた選択が可能です。詳細については以下のリンクをご覧ください。

- 書籍版予約ページ: 書籍版
- 電子版予約ページ: 電子版

今後のNCLSコース展開

NCLSコースは2025年度には全国各地での開催を予定しています。看護師に必要な救命処置スキルを広げるため、10,000人の修了者を目指して様々なプログラムを展開していく予定です。この目標を達成するために、インストラクターの育成やコースの積極的な開催が求められています。特に、2025年3月にはインストコースが、5月には大阪市内での開催が決定しています。