書籍『障害のある子が生まれても。』について
2024年12月14日、重度障害を持つ娘を育てるさくら氏が書いた書籍『障害のある子が生まれても。』が全国の書店に登場する。この本は、これまで絶望的な視点から希望に変わった著者の経験をもとに、同じ境遇の親たちに勇気を与えようとする内容で構成されている。さくら氏は特に、「本当に必要としている方々に届けたい」との思いから、無償でこの本を1000人の障害のある子を育てる親に提供するプロジェクトを立ち上げた。
クラウドファンディングの目的と経緯
2024年10月9日から、さくら氏はCAMPFIRE for socialgoodを通じてクラウドファンディングを開始する。このプロジェクトの目標金額は350万円で、集まった資金は書籍の発行や無償配布に活用される。終了後、運営するコミュニティやSNSを利用して寄贈先を公募する予定だ。
書籍の概要
書籍は3つの章に分かれ、著者が経験した絶望から希望への旅路を描いている。
第一章: 『絶望からの脱却』
この章では、孤独感の解消や心のゆとりを得る方法が紹介される。前を向いて生きるための手助けとして、著者自身の体験や心理的な視点から示されたアドバイスが印象的だ。
第二章: 『固定観念の枠を外すマインドセット』
この章では、他者とのつながりがもたらす価値や、障害を持つ子どもたちが進む新たな道について語る。多様な視点から得た知識やヒトとの出会いが、障害がアドバンテージになる可能性について考察されていく。
第三章: 『絶望を希望に変えるための3つのアクション』
最後の章では、親たちが新たな繋がりを築き、アクションを起こすことの重要性が強調される。ユーモアを持ち続けることで、日常の中に希望を見つける方法も紹介されている。
さくら氏の想い
著者のさくら氏は、「過去の自分に届けたい」と述べ、読者が少しでも希望を持てるようにこの本を執筆した。その中で、孤独や絶望が希望に変わる瞬間を一緒に考えていきたいという強い願いが感じられる。
クラウドファンディングのスケジュール
1.
2024年11月10日: クラウドファンディング終了
2.
2024年11月上旬: 本の寄贈先1000名公募開始
3.
2024年11月下旬: 公募締切
4.
2024年12月14日: 書籍出版・発送
5.
2025年1月〜12月: クラウドファンディングリターンの実施
さくら氏は「不安や絶望は、人との繋がりで希望に変えられる」と話し、親たちが新たな希望を見出し、前向きな未来を描く手助けをすることを目指している。彼女の活動がどのように広がっていくのか、注目が集まる。
さくら氏のプロフィール
さくら氏は、様々な団体の理事や共同代表を務め、障害のある子どもを育てる親々の支援活動に従事している。メディアにも多数出演し、社会に対するメッセージを発信している。彼女の活動を通じて、多くの人々が勇気をもらい、新たな希望を見つけることを願っている。
詳しい情報や取材依頼は、さくら氏が運営する団体のウェブサイトまで。