JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校に通う山田琉聖選手が、9月22日に幕張メッセで開催された「JAPAN ACTION SPORTS AWARD 2024」にてスノーボード男子部門の栄誉を手にしました。このアワードは、スノーボード、スケートボード、サーフィンの分野から将来が期待されるライダーに授与されるもので、山田選手はそのひとりとして選ばれました。
山田選手は、長年憧れを持っていたこの受賞について「信じられなかったが、受賞してこれほど嬉しい気持ちになるとは思わなかった」とコメントしました。彼は自身のアピールポイントとして、創造的なルーティンや独特なトリックへのこだわりを挙げ、観客へ向けて自信に満ちた表情でアピールしました。
彼の活躍は今回の受賞にとどまらず、現在スノーボードハーフパイプの日本代表選手としても活動中です。前シーズンのワールドカップでは最高5位を記録し、2026年のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピックへ向けて日々練習に励んでいます。オフシーズンには、同校のトレーニング施設を活用し、専門のトレーナーから徹底した指導を受けています。
また、山田選手の指導を行っている冨田せなコーチ(北京オリンピック銅メダリスト)や冨田るきコーチ(同大会5位入賞)の存在も、アスリートとしての成長に大きな影響を与えています。彼らは次回オリンピックでも表彰台を目指して活動しており、山田選手もその志を受け継ぎ、目標に向かって邁進しています。
JWSC国際スノーボード&スケートボード専門学校は、1999年に開校し、これまでに4名の冬季五輪出場者や59名のJSBA公認プロスノーボーダーを輩出してきました。この学校は、ボードスポーツに特化した環境で、実績のある講師陣から専門的な教育を受けられることが特徴です。スノーボード学科のカリキュラムには、年間6か月に及ぶ雪上トレーニングが取り入れられており、競技に専門的に取り組む体制が整っています。
山田琉聖選手の活躍は、JWSCの教育方針にも資するものであり、今後も彼の成長に期待が寄せられます。これからも日本代表としてワールドカップ全戦に参加する予定であり、さらなる成功を収めることでしょう。