防災訓練用VR登場
2017-05-16 12:24:10

今秋に防災訓練用VR機材のレンタルサービスを開始します

防災訓練用VR機材のレンタルサービスについて


近年、自然災害の頻発によって防災訓練の重要性が増しています。特に大規模災害を想定した訓練は、自治体から企業まで幅広い範囲で実施されています。しかし、従来の訓練方法には多くの課題が存在します。事前準備の負担や、毎年同じような内容でマンネリ化すること、参加者が固定化し、新しい人を呼び込めないなどの声も多く聞かれます。

そんな中、株式会社理経は、2023年の秋に向けて「避難体験VR」機材のレンタルサービスを開始しました。このサービスは、独自に開発されたVR技術を活用し、参加者がリアルな避難体験を行えるよう設計されています。キャンペーンは9月から11月までの期間限定で実施され、VR体験を通じて、より効果的な防災訓練を提供します。

VR体験の詳細


この「避難体験VR」では、専用のヘッドマウントディスプレイを使い、火災による煙が立ちこめた部屋からの避難をシミュレーションできます。体験は約3分間で、参加者は360度の映像の中で自らの判断で避難経路を選択し、指定された非常口を目指します。特筆すべきは、煙による視界の悪化を体験しながらも、正しい姿勢での避難行動を確認できる機能です。

防災訓練の新たな形


この新しいVR体験を利用することで、防災訓練は省スペースでの実施が可能となります。必要なスペースは1.5m×1.5mで、コンパクトな設計により場所を選ばず訓練が行えます。また、実際の避難ルートをリアルに体験することで、訓練の実効性も劇的に向上します。さらに、VR技術に対する関心は高く、多くの人々が興味を持つのもこの訓練の特徴です。

受付と料金について


レンタルは1日ごとに設定されており、1セットの料金は15万円(税別)、2セットでは25万円(税別)となっています。この価格には、必要な全ての機材と当日のスタッフ派遣も含まれており、これまでのように専門知識がなくても安心して実施できます。ただし、スタッフの交通費は別途必要になります。

活用実績と今後の展開


既に埼玉県鴻巣市での総合防災訓練でも実績があり、おおよそ100名が体験したという成功事例があります。このような活用実績を背景に、今後は自治体や学校、企業のBCP訓練、さらには全国の防災イベントなどへの展開も計画しています。

会社情報


株式会社理経は1957年に設立され、ITやエレクトロニクスの分野で多様なソリューションを提供している企業です。最新技術を駆使した製品は、国内外で高い評価を受けています。スムーズな体験を提供するため、スタッフがサポートも行いますので、興味がある方はお問い合わせください。

詳しくは当社ウェブサイト(http://www.rikei.co.jp)をご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社理経
住所
東京都新宿区西新宿三丁目2番11号 新宿三井ビルディング二号館
電話番号
03-3345-2150

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