蜂蜜酒で祝う「ミードの日」、醸造所1周年イベントが盛況に！

3月10日は「ミードの日」です。この日は、蜂蜜を発酵させて作られる「蜂蜜酒（ミード）」を楽しむことを推奨する日であり、今年2025年には特に特別な意味を持ちます。というのも、京都市中京区にある「京都蜂蜜酒醸造所」がこの日で1周年を迎えるからです。

「京都蜂蜜酒醸造所」の誕生

「京都蜂蜜酒醸造所」は、株式会社金市商店が運営しており、築約100年の京町家を改装してオープンしました。この醸造所は、ミードをもっと多くの人に知ってもらうことを目指しており、ミードについての勉強やイベントが定期的に行われています。日本国内ではあまり馴染みがない方も多いミードですが、実は世界で最も古いと言われるお酒の一つです。

新メニュー体験

オープン1周年を記念して、3月28日から新しい飲み比べメニューが登場します。国産百花蜜を使った「The MEAD」と、京都産や大阪産の蜂蜜を使用したミードが一堂に楽しめるセットが用意されています。価格は2,000円（税込）で、ミードとそれに使われた蜂蜜を一緒に味わうことができます。こうした新しい試みは、普段はなかなか体験できない貴重な機会です。

1周年記念イベントの詳細

また、1周年を祝う「The 1st anniversary MEAD party」は3月29日に開催される予定です。この特別なイベントでは、通常の営業枠を超え、自由に入退場できるスタイルで行われます。参加は無料ですが、事前にチケットを購入する必要があります。ミードにぴったりなおつまみも多数登場し、ゲストには注目の若手醸造家も参加予定。特別なミードやコラボビールも楽しめるので、ぜひ参加してみてください。

全国でのイベント

さらに、全国の飲食店でも「ミード」の飲み比べイベントが計画されていますので、地域によらず楽しむことが可能です。この機会に、長い歴史を持つ蜂蜜酒を味わってみてはいかがでしょうか。

ミードとは何か？

ミードは、蜂蜜、酵母、水を使って作られるお酒です。甘みが強いものからさっぱりした味わいのものまで、さまざまな種類があります。アルコール度数も5％から16％までと幅広く、食前や食後の飲用にぴったりです。ミードを楽しむことで、ただの飲み物が貴族や王族の社交の場で楽しまれてきた歴史的な飲み物であることを実感できます。