薬剤師必見！オンラインリスキリング研修が8月7日に開催

オンラインで学ぶ薬剤師のリスキリング研修

薬剤師にとって、専門知識の深化やスキルの向上は極めて重要です。特に、近年の医療現場は急速に変化しており、薬剤師にも新たな役割が求められています。そうした時代の流れを受け、株式会社ソラミチシステムが主催するオンライン研修「薬剤師のための診断思考プロセス入門：医師の視点を活かす実践講座」が2025年8月7日に開催されることが決まりました。この研修は、医師の視点から得た知識を薬剤師が活用できるように設計されています。

研修の概要

この研修は全6回シリーズの第4回目として行われ、過去に行われた3回は合計で2,000名以上が参加しました。参加者からは「大変勉強になった」と高い評価を受けており、実践的な内容が魅力とされています。具体的なスケジュールとして、開催日は2025年8月7日（木）19:00から21:00までの120分間。参加は無料で、日本薬剤師研修センターのPECS1単位が取得可能です。

研修の内容と講師

特に注目すべきは、豊田地域医療センターの野口善令医師が講師として参加する点です。野口医師は、アメリカのBeth Israel Medical Centerで内科学を修め、日本内科学会の専門医資格を持つ医療のエキスパートです。この研修では、医師が日々どのように判断を行っているかを理解し、薬剤師の日常業務に役立てるための「クリニカルプロブレムソルビング（臨床問題解決法）」を学びます。この内容は、実際の患者とのやり取りや症状に基づいた診断、治療方針の立案に直接つながるものです。

この研修を通じて、薬剤師は医師と連携し、チーム医療を支える重要な役割を果たすための知識とスキルを身につけることができます。患者との信頼関係を強化し、効果的な医療チームの一員として貢献するための一歩を踏み出すチャンスです。

参加方法

参加対象者は薬剤師及び薬局関係者であり、オンラインでの開催なので、場所を選ばず参加できます。申し込みは以下のリンクから行えます。将来の医療業界を見据え、自分自身をアップデートするこの機会をぜひ活用しましょう！

研修の詳細・お申込みはこちら

近日の医療への影響

日本は超高齢社会を迎え、医療ニーズの多様化が進んでいます。それに伴い、薬剤師にもより多くの役割が期待されています。調剤だけでなく、患者の健康管理や生活習慣の改善支援が求められる中、専門知識を持つ薬剤師の育成がますます重要となっています。今回のリスキリング研修は、そのニーズに応える形です。薬剤師が医療チームの一員としての責任を自覚し、より高いレベルでの医療サービスを提供できるようになることが目的です。今後もこうした研修が続くことが期待されています。