シェラトングランドホテル広島の新カクテル「Way of Life」の魅力に迫る

シェラトングランドホテル広島の新作カクテル「Way of Life」

シェラトングランドホテル広島が、2025年5月15日から6月15日までの期間限定で提供する新カクテル「Way of Life」。このカクテルには、広島の豊かな自然と文化、さらには持続可能な未来への思いが詰め込まれています。バーテンダーたちは、古き良き素材と現代的な技法を融合させ、これまでにない新しい体験を提供しようとしています。

カクテルの背景とコンセプト

「Way of Life」のベースには、360年以上の歴史を持つ伝統薬酒「保命酒」が使われています。瀬戸内の鞆の浦で作られてきたこの薬酒は、地域の特産物を活かしたものであり、その再生と進化を象徴するものとして選ばれました。さらに、日本の誇る「季の美」京都ドライジンと、広島名産のレモンが加わることで、爽やかな香りと味わいが実現。特に、広島のレモンのピールと果汁は、カクテルに明るい酸味を与え、ボタニカルな深みをもたらします。

加えて、サステナビリティをテーマにしており、抽出後のコーヒー豆や果物の皮など、通常廃棄されるものをアップサイクルすることで新たな価値を創出しています。このような取り組みは、ただの飲み物ではなく、過去や現在、未来をつなぐ「営み」を象徴するものとして重要な意義を持っています。

ビジュアルと味わい

このカクテルは、光に当たると微妙に表情を変えるオレンジブラウンが特徴です。見た目の美しさもさることながら、一口飲むたびに広がる複雑な味わいは、まるで歴史の物語を語りかけてくるようです。「今、この瞬間を味わう重要性」を感じさせるこの一杯は、ぜひ、ゆっくりと楽しんでいただきたいです。

バーテンダー村松正人の挑戦

この特別なカクテルは、マリオット・インターナショナルが主催する「2025 Rising Star Competition」にエントリーされます。バーテンダーの村松正人氏がこのカクテルに込めた想いや技術がどのような評価を得るのか、多くのファンが期待しています。このコンペティションは、日本各地のバーテンダーたちが腕を競う舞台であり、参加することで持続可能な実践の重要性を広める意図もあります。