環太平洋大学の2026年度入試がスタート
2026年度の環太平洋大学の入試が、9月1日より始まります。昨年からさらに進化した入試スタイルを導入し、個性豊かな受験生のニーズに応える取り組みが注目されています。
新しい入試方式「IPU-AO入試」
特に注目すべきは、IPU-AO入試に新たに加わった「夢・未来想像型」です。この方式は、受験生が自身の想像力を活かして「もしも私が〇〇だったら、こんなことに取り組みたい」と考えることを重視しています。これにより、受験生一人ひとりの個性を引き出し、自己表現の幅が広がることでしょう。
IPU-AO入試には従来の基礎学力入試も含まれており、受験生は多様な選択肢から自分に合ったスタイルを選ぶことが可能です。実際に、全8タイプの選抜方式が用意されているため、自分の強みを十二分に発揮できます。
奨学金制度の新設
受験生の数が増える中で、本学では奨学金制度も充実させています。特に「IPUアワード」という新たなプレゼン型入試対象の奨学金が注目です。これは11月16日に予定されている「IPUプレゼンアワード」に出場し、上位入賞した場合に授業料半額免除が最大4年間適用されるというものです。出場条件は、IPU-AO入試のプレゼン系3タイプのいずれかで合格することです。
学力を反映した奨学金制度
さらに、学力や資格を基にした奨学金制度も充実しています。入試成績上位者には基礎学力入試や学校推薦入試、一般入試のいずれかで奨学金のチャンスが与えられます。高校生活での学習成果を最大限に活かす機会を提供することを目指しています。
チャレンジ受験制度の導入
また、受験者には新たな「チャレンジ受験制度」が提供されます。この制度を利用すれば、一度入学検定料を支払いした受験生は、その後の入試において受験料が免除されるため、再受験も気軽に行えるようになります。これは、既に合格した受験生がさらなる奨学金取得を目指して挑戦できる環境を整えるものです。
新科目の追加
今回の入試では、新たに「日本史探求」「世界史探求」「情報」といった科目が追加されます。これは岡山県内の大学では初めて導入される「情報」科目であり、昨年は歴史総合のみであった「地歴」科目が拡充され、受験生は最大文系4科目、理系3科目の計7科目から選択が可能になります。
以上のように、環太平洋大学の2026年度入試は多様性と個性を重視した内容となっています。新たなスタイルとサポート制度を活用して、受験生が自分らしい道を切り開くチャンスです。