CAWAIIが挑む新たな商品開発のプロジェクト
アパレル業界での「ブランドが作り、顧客が買う」という従来のモデルからの転換を図るCAWAII(カワイイ)。株式会社ワンピースが運営し、兵庫県に本社を置くこのブランドは、2025年5月に始まる「共創型プロジェクト」に注目が集まっています。本プロジェクトの特徴は、商品開発の段階からファンの意見を積極的に採り入れる点です。その第一弾として、レーススカートが2026年1月21日に発売される予定です。
ブランディングの変化
長い間アパレル業界では、ブランドがトレンドを定義しそれに基づく商品を提供するモデルが主流でした。しかし、ライフスタイルや体型、価値観が多様化する中で、ブランドが考える「良い商品」と消費者のニーズに乖離が生じるようになりました。CAWAIIも例外ではなく、「サイズが合わない」「日常使いには不便だ」といった声が上がることが多く、これに対処するために新たな商品開発プロセスを始めました。
顧客との対話の重要性
このプロジェクトのディレクターである福田真由氏は、顧客からのフィードバックをもとに商品開発を行うことの重要性を強調しています。福田氏は、「自分たちが作った商品が本当に日常生活で役立つかどうか、その答えをプロジェクト途中で確認したい」と語り、参加者との対話を重視しました。その結果、互いの意見を尊重しながら、具体的な商品設計が進められました。
プロジェクトの概要
プロジェクトは2025年5月に始まり、約8か月の期間を経て2026年1月に商品が発売される予定です。コミュニティから選ばれた0期生10名がオンラインで意見交換を行い、スカートの丈やレース素材の使い方について活発に意見を出し合いました。普段の生活で使いやすいスカートを目指し、それに見合ったデザインを検討しました。
共創プロジェクトでの成果
完成したレーススカートは、参加者の意見をもとに設計されました。デザイン調整に際しては、低身長の人々が着ても違和感がない丈感や、華やかさだけでなく日常での実用性も考慮されています。これにより、CAWAIIのブランドの象徴であるレース素材を日常にフィットさせることができる商品が実現しました。
今後の展望
CAWAIIでは今回の取り組みを単なる一回限りのイベントではなく、今後も顧客の声を商品企画に反映させる方法として位置づけています。商品の開発過程を通じて、顧客との関係を深化させ、ブランドとのエンゲージメントを高めることを目指しています。また、プロジェクトの参加メンバーからは、「自分の意見が商品に反映される体験が新鮮だった」といった声が寄せられています。これにより、単なるファンクラブとしてのコミュニティを超え、“生きがい”を感じる場として育てる目標が見えてきました。
企業情報
株式会社ワンピースは、複数のレディースブランドを展開しており、ファッションを通じて顧客の生活に幸せを提供することをミッションとしています。その取り組みにはSDGs関連の活動も含まれており、社会貢献にも力を入れています。
【会社概要】
会社名:株式会社ワンピース
所在地:兵庫県加古川市別府町石町77
代表:春木 晃子
設立:2005年3月15日
公式サイト:
onepeace-net.com