スタメンとあしたのチームの業務提携
2024年10月、株式会社スタメンと株式会社あしたのチームが業務提携を発表し、企業のエンゲージメント向上を支援する新サービス「あしたのプラットフォーム™」を展開することが明らかになりました。このサービスは、スタメンが開発したエンゲージメントプラットフォーム「TUNAG」をベースに構築されています。
業務提携に至った背景
人材不足が深刻化している現代において、企業が直面する課題は多岐にわたります。特に、従業員の定着率や生産性の向上は、企業経営において非常に重要なテーマとなっています。帝国データバンクによると、2024年には人手不足が原因で342件の倒産が予測されており、これは過去最多の数字です。
こうした状況を鑑み、スタメンはエンゲージメントプラットフォーム「TUNAG」を通じて、これまで1,000社以上の企業に対する組織改善支援を行ってきました。これに対し、あしたのチームは2008年設立以来、4,000社以上に人事評価制度の構築と運用支援を提供しています。
この提携によって、両社は相互の知見と技術力を結集し、顧客の成長を後押しします。特に、人的資本経営の重要性が高まる中、両社は日本企業の組織力向上と競争力強化を目指します。
あしたのプラットフォーム™の特徴
「あしたのプラットフォーム™」は、組織の生産性向上や従業員エンゲージメントの促進を狙ったサービスです。具体的には、社内コミュニケーションの活性化や情報共有の向上を図ることで、チームの結束力を高め、職場環境を改善します。このプラットフォームは、組織課題の分析から改善施策の実行および評価まで、一気通貫で行えることが特長です。
具体的には、以下のような機能を備えています。
社内コミュニケーションの活性化: メッセージ機能やフィードバック機能を駆使し、従業員間の円滑なコミュニケーションを促進。
ビジョン浸透の支援: 企業のビジョンや目標を全従業員に浸透させ、共通の理解を深める仕組みを提供。
*
高度なカスタマイズ性: 各社の組織課題に合わせて、最適な施策を設定できる柔軟な設計を採用。
このような機能によって、「あしたのプラットフォーム™」は日々の業務に使いやすく、従業員が日常的にアクセスしやすいため、組織改善の取組が常に目に留まる環境を構築できます。
今後の展望
あしたのチームとスタメンは、このプラットフォームを更に進化させるために、導入企業の体験分析を行い、より使いやすいサービスを目指します。また、あしたのチームは中小企業の経営者やリーダーが、より良い組織を構築するための基盤を提供し続けることを約束しています。
企業情報
株式会社あしたのチーム
- - 設立: 2008年9月25日
- - 代表者: 赤羽博行
- - 所在地: 東京都中央区銀座6-10-1
- - web: あしたのチーム
株式会社スタメン
- - 設立: 2016年8月
- - 代表者: 大西泰平
- - 所在地: 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
- - web: スタメン