1on1 MTGの実態
2025-10-14 13:39:03

ビジネスシーンでの1on1 MTG、社員のモチベーション向上に課題が見える

ビジネスシーンでの1on1 MTGの実態



近年、部下の成長を促進し、不安や不満を解消するために導入が進んでいる1on1 MTG。しかし、株式会社MENTAGRAPHが行った調査の結果、約7割の社員がこの制度に対して「モチベーションが上がらない」と感じていることが明らかになりました。

1on1 MTGの普及状況


今回の調査は、全国のビジネスパーソン724人(管理職300名・非管理職424名)を対象に実施されました。その結果、1on1 MTGを実施している企業は41.3%であることがわかりました。さらに、75.1%が1on1 MTGは「必要だ」と答えており、上司も部下もその必要性を感じている様子がうかがえます。

■ 各層の実感のズレ
一方で、非管理職に対して「1on1 MTGでモチベーションが上がったか?」という質問をしたところ、上がったと回答したのはわずか32.0%。この結果から、1on1 MTGが実施されているにも関わらず、その効果に疑問を抱く声が多いことがわかります。また、満足度に関しても、36.5%の非管理職が満足していると回答しており、特に満足度が低い結果となりました。

上司と部下のギャップ


調査では、1on1 MTGにいわゆる「手応え」を感じている管理職は約半数に達しました。具体的には、「十分な手応えを感じている」と答えたのは5.7%、また「ある程度手応えを感じている」との回答は43.7%。このデータから、上司の実感と部下の満足感にギャップが存在することが示されました。上司が実施の形だけに満足し、部下の本質的な満足に繋がっていない可能性が考えられます。

マンネリ化の実態


さらに、調査結果の中で、51.9%が「毎回似た内容の繰り返しになっている」と回答し、42.8%が「表面的な会話に留まり、本質的な議論に発展しない」との意見がありました。これは、1on1 MTGが形骸化し、定期的に実施することが目的となり、会話の内容自体が二の次になっている懸念があることを浮き彫りにしています。

現状の課題と今後の取り組み


調査を通じて、1on1 MTGは制度として定着しているものの、実際の上司と部下の受け止め方には明らかなギャップがあることが明らかになりました。企業はこの現実を踏まえ、上司と部下の間で期待値や評価基準を調整し、より成果に繋がる対話を設計する必要があります。その結果、1on1 MTGの形骸化やマンネリ化を克服し、実務の中での納得感とパフォーマンス向上に繋げることが求められています。

MENTAGRAPH株式会社について


最後に、今回の調査を行ったMENTAGRAPH株式会社について紹介します。同社は、「Mental Batteryサービス」を通じて労働者の心の可視化を進め、職場の適切な休憩取得を促す企業です。心のケア改革に向けた取り組みとして、装着型センサーやアプリを用いたストレス管理サービスを提供し、従業員の満足度向上に寄与しています。企業文化として「休憩を取ること」を日常的に実現することを目指し、業務効率の向上をサポートしています。


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会社情報

会社名
MENTAGRAPH株式会社
住所
東京都中央区八重洲1−8−17 新槇町ビルヂング 6F
電話番号

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