カード決済の変革
2018-04-16 13:20:01

改正割賦販売法がもたらすカード決済の変革とその影響

新著『改正割賦販売法でカード決済はこう変わる』の登場



fjコンサルティング株式会社が、新しく出版した書籍『改正割賦販売法でカード決済はこう変わる』は、クレジットカード決済における重要な変化を取り扱っています。本書は、同社の瀬田陽介CEOと元ビザ・ワールドワイドの井原亮二氏の共著です。これまでのカード決済の仕組みやセキュリティの観点から、法律の改正がもたらす影響を詳細に解説しています。

改正割賦販売法の背景



2018年6月1日、新たに施行される改正割賦販売法は、クレジットカード加盟店にカード情報の保護を求める義務を課します。これにより、加盟店は適切なセキュリティ対策を講じる必要があります。実行計画として名付けられた「クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画」に基づき、対策を怠る場合、自社の決済手段からクレジットカードを排除されるリスクを抱えることになります。

本書の主な内容



本書では、カード情報保護の基本概念である「非保持化」の解説に多くのページを割いています。非保持化とは、クレジットカード情報を店舗で保持しない仕組みで、これを実現するためのソリューションについても詳述されています。また、自己問診票(SAQ)に基づくPCI DSS準拠の要件も解説されており、そちらに従った手続きや方法について具体的に記載しています。

カード情報保護の重要性



加盟店が従うべき「実行計画」で定められた非保持化は、顧客のカード情報を流出させないための重要な要素です。さらに、本書では、万が一カード情報が流出した場合の対応手順についても具体例を交えて解説しています。これにより、加盟店だけでなく、顧客にとっても安全な取引環境の確保が期待されます。

書籍の特長



  • - 改正割賦販売法に対応した最新の実行計画に基づく内容
  • - 非保持化の具体的な要件と実施方法を紹介
  • - チェックリストを使って容易に実装できるソリューション
  • - カード情報流出時の実践的な対応手順
  • - PCI DSS準拠が求められる加盟店向けの詳細な情報

著者について



本書の著者、瀬田陽介は、クレジットカード業界での長い経歴を持ち、情報セキュリティ分野での専門知識を活かして、数多くの講演や執筆活動を行っています。また井原亮二氏も日本信販やビザにおいて豊富な経験を有し、それぞれが培った知見を基に、実践的なアプローチを提案しています。

fjコンサルティング株式会社の活動



fjコンサルティングは、クレジットカードデータ保護に関する国際的な基準に則り、さまざまな企業に対してセキュリティ対策のコンサルティングを提供しています。特に、将来的なビジネス運営において顧客から信頼される決済基盤の構築を目指しており、その活動はカード業界のリーダーとしての地位を確立しています。

この新著は、クレジットカード加盟店とそれに関わる業者にとって、今後の方針を考える上で必読の一冊となることでしょう。改正割賦販売法がもたらす影響を理解し、システムや方針の見直しに役立てていただければと思います。

会社情報

会社名
fjコンサルティング株式会社
住所
東京都千代田区神田駿河台4-3新お茶の水ビル 3F
電話番号
03-4570-8580

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