新たな舞台作品「天の河伝説」は、古事記や日本書紀よりも古いとされる幻の書『ホツマツタエ』にインスパイアされた物語です。企画・演出は旺季志ずか、ゼネラルプロデューサーは竹腰紗智が手がけています。この舞台では、観客がただ見るのではなく、感じ、体験する「体感型ミュージカル」として新たな魅力を持っています。物語の中心には、縄文時代の女神・瀬織津姫が存在しています。彼女は古事記では唯一の大祓の神として表現されていますが、実際には男性神アマテラスの妻であり、歴史の過程でその存在が隠されたとされています。
「天の河伝説」は、隠された瀬織津姫を探し求める神々が人間の体に入り込み、時空を超えた旅をするというユニークな物語です。縄文時代は、分かち合いの精神で平和だったといわれ、作り手たちはこの舞台を通して日本人が忘れかけた大和の精神性を呼び戻すことを目指していると語っています。
また、この舞台には古事記の名シーンが巧みに織り込まれており、主人公たちが夢に向かって挑戦し、恋を通じて「本当の自分」を再発見する過程が描かれています。従来の観劇形式とは一線を画し、観客が一緒に物語の一部となることで、感動的な体験を提供します。この新たな形のミュージカルが、どのように観客に影響を及ぼすのか、期待が高まります。
★公演情報★
- - 日時: 2019年7月3日(水)18時〜
- - 7月4日(木)18時〜
- - 7月5日(金)13時30分〜、18時〜
- - 7月6日(土)13時〜、17時30分〜
- - 7月7日(日)11時30分〜、16時〜
- - 場所: 銀座博品館劇場
- - チケット料金: S席 12,000円、A席 9,000円、B席 7,000円(完売)
主要キャストには、舞羽美海、江田恵、鯨井康介など多彩な顔ぶれが揃い、彼らがこの幻想的な旅を演じます。また、作・演出の旺季志ずかは数々のヒットドラマの脚本を手がけてきた実力派。彼女が描く新たな古事記の物語は、観客に新しい光をもたらすことでしょう。
この公演は過去の名作の歴史を超え、新たな語りを提供し、観客と出演者の心がひとつになる瞬間を生み出すことを目的としています。是非、情熱が込められた舞台に足を運び、自分自身の夢と向き合うチャンスを掴んでみてください。