日本調剤大会2025
2025-09-30 15:21:33

日本調剤グループ学術大会が2025年度に開催!新たな医療の未来を探る

日本調剤グループ学術大会2025が開催される



2025年9月7日、東京都千代田区にあるベルサール神田にて、「2025年度日本調剤グループ学術大会全国大会」が開催され、全国各地から集まった520名の社員が参加しました。この大会は、2016年に始まった社内学術大会で、毎年の開催を通じて職員たちが日常業務での疑問を持ち寄り、研究発表を行い、知識を共有する場として愛されています。

学術大会の形式と目的



2022年からは現地開催とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で実施され、多様な参加者に開かれた形態をとっています。本大会では、社員の専門性を高めることを目的にした多岐にわたるプログラムが用意されています。これは、日本調剤が地域医療の向上に寄与するために重要なステップと言えるでしょう。

多様なテーマでの演題発表



演題発表は、「薬局のイノベーション~協働と専門性で進化を加速~」をテーマに行われました。全19演題が2つの会場で口頭発表され、参加者からの質疑応答も交えながら熱気に満ちた時間が繰り広げられました。さらに、6年ぶりにポスター発表が復活し、特に優れた12演題が会場に掲示され、熱心な議論が展開されました。

口頭発表では、最優秀賞を受賞した2名の社員がそれぞれ、「ケアマネジャーへのトレーシングレポート送付」、「心不全患者への体組成計を利用した療養指導」といったテーマで発表しました。また、ポスター発表でオーディエンス賞を取得した社員も、医療の質向上を目指した興味深い発表を行いました。

基調講演と特別講演



大会では、藤田医科大学の大杉泰弘教授を招いた基調講演が行われ、「総合診療医と薬剤師が拓く地域医療の未来―コミュニティホスピタルという新しい価値―」というタイトルで新たな医療の形と多職種連携の重要性について語られました。この講演は、多職種が協力しあうことの意義を改めて考える貴重な機会となりました。

また特別講演として、日本調剤グループの各部署がOTC医薬品や生成AIに関する講演を行い、幅広い知識の共有が図られました。このような多様なプログラムを通じて、参加者は新しい療法や技術に関する理解を深めているのです。

学術大会の意義



大会の最後には、全演題に対する審査が行われ、聴講者による投票も重ねて優秀な発表を表彰しました。成果や気づきを全社で共有することで、日本調剤はさらなる専門性向上を目指しています。地域医療の未来に貢献する人材育成にも力を入れ、より良い医療サービスを提供する姿勢が強調されています。

日本調剤グループは「すべての人の『生きる』に向き合う」という使命を掲げています。1970年に設立された以来、医薬分業を進め、高品質な調剤薬局サービスを全国展開しています。その哲学に基づき、今後も地域医療の発展に貢献していくことでしょう。

おわりに



日本調剤グループ学術大会は、社内の専門知識を共有し、医療の質を向上させる大切なイベントです。社員たちが一丸となり、学び合う姿勢は、地域医療にとって欠かせない要素であり、今後も継続していくことでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
日本調剤株式会社
住所
東京都港区芝5-33-11田町タワー9階
電話番号
03-6810-0826

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。