鉄道文化の競演
2024-10-21 15:07:11

大宮で開催されたタムロン鉄道風景コンテストの結果発表と新設賞の紹介

ここのところ、アートや写真文化の進行に欠かせない存在であるタムロンが、鉄道の沼にちりばめた情熱を示すコンテスト第17回を迎えました。本社のある大宮市で、この「タムロン鉄道風景コンテスト」が開催され、その審査結果が10月21日に発表されました。このコンテストは、地域の活性化や鉄道文化及び写真文化の振興を目指すもので、今年も多くの応募が寄せられました。

応募総数は7,918点、参加者は1,996名という驚異的な反響を見せています。特に印象的なのは、鉄道の情景を特徴づける「桜」のモチーフをとらえた作品が多く、審査員の中で新設された「桜賞」が強く期待されています。

今年のグランプリ、さいたま市長賞は、「天井桟敷」という作品で群馬県の原由美子さんが選ばれました。この作品は、外出できない彼女が自宅で生み出したもので、鉄道に対する愛が巧みに表現されている点が評価されました。鉄道ファンにとって、列車と風景の絶え間ない関係は喜びですが、それを室内で具現化した作者の姿勢には共感と敬意を感じます。

また、U-18部門では、「全てを巻き上げて」という作品が賞を獲得。この17歳の木原瑞希さんの写真は、発信力のあるプロの手法を感じます。雪煙を巻き上げる風景を見事に捉え、鉄道の迫力が伝わる作品となっています。

さらに、ユニークさが際立つ「ラビューポーズ」と題された作品は、埼玉の西島真美さんが受賞しました。この作品は、特急ラビューの前で可愛らしいポーズを取る女の子を捉えたもので、そのユニークな視点が多くの人を魅了しました。

今年から設けられた「桜賞」は、特に桜と鉄道をテーマにした作品に贈られるものです。そして、その初回受賞作品となったのが、中川陽帆さんの「白妙の路」。彼女の作品は、桜が鉄道を見守るその様子が印象的で、古風な和歌のイメージを呼び起こさせます。

タムロンは、毎年多くの素晴らしい作品を通じて、鉄道文化の素晴らしさを世に伝えています。それに加えて、次の展示会も重要なイベントとして控えています。入賞作品の写真展は、2024年11月12日から29日までそごう大宮店 3階特設会場で開催され、多くの人々に無料で開放されます。展示されるのは全46点の受賞作品。

タムロンが扱う光学製品の数々、ミラーレスカメラ用から医療用レンズまで、多岐にわたりますが、同社は常に優れた技術と創造性を追求し、さまざまな分野での発展を目指しています。

地域社会と共に成長するタムロンの未来には、鉄道を愛するすべての人々へのさらなる期待が寄せられます。これからも、様々な作品を通じて新しい発見と感動を届け続けてほしいものです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

会社情報

会社名
株式会社タムロン
住所
埼玉県さいたま市見沼区蓮沼1385番地
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。