リゾートマンションの資産価値向上へ！伊豆高原「ザ・グラン伊豆高原」の管理受託が決定

株式会社リロバケーションズは、2024年6月22日、静岡県伊東市の「ザ・グラン伊豆高原」（総戸数151戸）のマンション管理受託を正式に承認されました。2024年10月より管理業務を開始する予定です。

同社は、会員制リゾート事業やホテル・旅館運営再生事業を手がけており、マンション管理事業は2024年3月に本格始動しました。「フォートリート＋那須高原」に続き、本件が2施設目の受託となります。

「ザ・グラン伊豆高原」は、近隣のリゾートマンションと比較して共用施設や設備が充実しているため、管理費が高額でした。そのため、管理費支出節減の一環として、管理会社等への管理委託費削減の動きが高まっていました。

リロバケーションズは、管理委託費の安価さ、会員制事業施設での利用による知名度、現在閉鎖されているコンビニやレストランの復活可能性の高さなどを評価され、管理受託の承認を得ました。

本件では、会計業務を効率的に行うため、イノベリオス株式会社のマンション管理支援アプリ「クラセル」を導入します。

リゾートマンションの課題解決へ

近年、バブル期に建設されたリゾートマンションの多くは有効活用がなされず、資産価値が低下しています。これは、リゾートマンションが原則として自己利用以外認められていないため、利用頻度の低下から管理費等の未収金の発生が問題となっています。未収金により管理運営が困窮し、管理費が高騰することで、さらに資産価値が下がるという悪循環に陥っています。

リロバケーションズは、こうしたリゾートマンションの課題解決を目指し、ホテル運営とマンション管理を一体化したサービスを提供しています。同社は、今後も業界全体で形骸化した管理形態に捉われず、リゾートマンションとホテルの特性を最大限に活かした管理業務を行い、リゾートマンションの課題解決に取り組んでいくとしています。

株式会社リロバケーションズの取り組み

リロバケーションズは、2004年10月に設立された企業で、会員制事業、ホテル・旅館運営事業、ホテル総合支援サービス事業、マンション管理事業を展開しています。

同社の会員制事業では、全国40ヶ所以上でポイント制タイムシェア別荘を提供しています。ホテル・旅館運営事業では、「ゆとりろ」や「風雅」ブランドを中心に全国40カ所で展開しています。また、ホテル総合支援サービス事業では、1,000万人規模の会員ネットワークとノウハウを活かしたホテル・旅館の集客支援サービスや収益改善策を提供しています。

リロバケーションズは、これらの事業を通じて、人と地域を豊かにし、人生に煌めく旅を提供することを目指しています。