AI経費精算システムの新展開
株式会社LayerXは、2025年7月よりAI経費精算システム『バクラク経費精算』において、TOMOWEL Payment Service株式会社が運営する法人プリペイドカード『Bizプリカ』との連携を開始することを発表しました。この連携によって、Bizプリカのカード利用明細データが自動でバクラク経費精算に取り込まれるようになり、経費処理が大幅に効率化されます。
自動取り込みによる業務負担の軽減
今回の連携により、Bizプリカの利用に関する明細情報(利用日、金額、加盟店名など)が、バクラク経費精算のクレジットカード明細画面に自動表示されるようになります。この仕組みは、経理担当者が手作業で行っていた明細の入力作業を削減し、証憑や稟議との紐付けもラクに行えるようにします。また、ペーパーレス化が促進され、不正なカード利用の防止にも寄与します。
従業員の手間を省き、ガバナンスを強化
バクラク経費精算では、取り込まれたデータに対して変更ができないため、不正申請を防ぐことが可能です。このことは、経費処理のガバナンスを強化する要因ともなります。経理担当者からは、法人カードを使った後の業務負担が大きいという声が多く寄せられていました。決済後に発生する業務は主に手作業で行われており、多くの負担を伴います。このような課題に対して、バクラク経費精算は明確な解決策を提供します。
強固な内部統制の確保
法人カード利用において重要なのは、内部統制の確保です。どの稟議に対応する明細なのか、稟議が承認されているかを確認するのは経理業務において大切な要素ですが、現在は目視でのチェックが多く手間がかかります。しかし、バクラク経費精算とBizプリカの連携により、これらの情報を自動で連携することが可能になり、業務の見える化が進みます。
バクラク経費精算の概要
バクラク経費精算は、従来の紙ベースの経費精算から脱却し、手入力を不要にするAI技術を活用したシステムです。複数のレシートや領収書を一括で入力できるAI-OCR技術や、ワークフロー機能によって、稟議との紐付けがスムーズに行えるため、経費精算にかかる時間を大幅に短縮できます。これにより、企業は本来のコア業務に集中することができるのです。
LayerXの企業ビジョン
株式会社LayerXは、「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションを掲げ、SaaSとFintechを組み合わせたAI中心のソフトウェアを開発・提供しています。バクラクを中心に、従業員の働きやすい環境を実現し、15,000社以上の顧客に支持されています。
今後の動きにも注目が集まります。バクラク経費精算とBizプリカの連携が、企業の経費処理の新たなスタンダードになることが期待されています。さらなる業務効率化の実現に向けて、導入を検討する企業はぜひこの機会をお見逃しなく。