英国のファンタジーが舞台に "十二国記"ミュージカル化決定!
小野不由美の小説「十二国記」が、2025年にミュージカルとして舞台化されることが発表され、大きな注目を集めています。物語は、我々の世界とは異なる地図上にない異世界、〈十二国〉を背景に展開され、「蝕」という神秘的な現象によって人々が行き来します。この独特な設定が、観客を魅了する要素の一つとなっています。
ミュージカルキャストの特別帯が発売
今回のミュージカル版では、柚香光さんが「ヨウコ」を、加藤梨里香さんが「陽子」を演じます。二人の演者のビジュアルを掲載した特別な帯が新潮文庫『月の影 影の海 十二国記』に登場し、全国の書店で販売中です。ミュージカルの制作発表をきっかけに、特別な帯が話題となり、多くのファンがその購買に駆け込んでいる模様です。
「月の影 影の海」の詳しいあらすじ
物語の主人公である陽子は、高校生ながら謎の男に異界へと連れ去られます。見知らぬ地で裏切りや苦難に立ち向かう彼女は、次第に信じられる友人に出会い、運命に翻弄されながら成長していきます。このように、物語は少女の気高さと成長を描いた感動的なものとなっています。
脚本と演出
演出は山田和也が手掛け、脚本及び歌詞は元吉庸泰が担当します。そのため、音楽と演出の両面から、独特な世界観を生み出すことが期待されています。これにより、観客は物語の深みを一層味わうことができることでしょう。
新潮文庫の書籍データ
「月の影 影の海」は新潮文庫から出版されており、2012年6月27日に上・下巻が同時に発売されました。その内容はそれぞれ288頁、272頁で、定価は693円(税込)、649円(税込)となっています。興味がある方は以下のリンクからも購入可能です。
まとめ
「十二国記」のミュージカル化は、ファンタジーの魅力を舞台という新たな形で届ける素晴らしい試みです。読者やファンは、この作品を通じて再び物語の世界に没頭できる機会となるでしょう。今後の情報にも注目し、この特別な演目がどのように仕上がるのか、楽しみに待ちたいところです。