小学生向けデザインスクール「デザインのがっこう」春の無料体験会レポート
近年注目されている「デザイン思考」。単なる絵を描くだけでなく、問題解決能力を育む思考法として、教育現場や企業でも取り入れられています。このデザイン思考を小学生向けに楽しく学べるワークショップが、東京都江戸川区で開催されました。
「デザインのがっこう」とは?
「デザインのがっこう」は、現役デザイナーである羽富剛氏が主宰するスクールです。子どもたちが創造性を活かし、問題解決能力を育むことを目的としています。単にデザイン技術を学ぶだけでなく、デザイン思考のプロセスを体験することで、自ら考え行動する力を養うことを目指しています。
春の無料体験会
今回の無料体験会は、2024年4月27日と5月11日の2日間、コミュニティスペース「やどり木」にて開催されました。小学1年生から6年生を対象に、午前と午後の2回開催され、それぞれ異なるテーマでワークショップが行われました。
4月27日(土)の体験会
午前と午後で内容は同じで、前半は「ペーパータワービルディングゲーム」を行いました。A4用紙だけでどれだけ高いタワーを作れるかを競い、チームで協力して問題解決に取り組みました。後半は、「オリジナル自己紹介カードを作ろう」をテーマに、Canvaを使ってデザイン制作を行いました。
5月11日(土)の体験会
午前と午後で内容は同じで、テーマは「家族が喜ぶロボットをデザインしよう!」。参加者は、「ギャップ分析」という手法を用いて、家族のニーズを分析し、そのニーズに応えるロボットのデザインを考えました。後半は、Canvaを使って、それぞれのアイデアを形にしました。
Canvaを使った実践的なワークショップ
ワークショップでは、直感的に使えるグラフィックデザインツール「Canva」を使用しました。豊富なテンプレートと素材のおかげで、絵を描くのが得意でない子も簡単にデザインを楽しむことができました。羽富氏による、ソフトの使い方や色彩・形状・レイアウトに関するアドバイスも好評でした。
参加者の感想
参加した小学生からは、「Canvaが楽しかった」「チームで協力して問題を解決するのが面白かった」「自分でデザインしたものが形になったのが嬉しかった」といった声が聞かれました。保護者の方々からは、「子どもの創造力が刺激された」「デザイン思考について学ぶ良い機会になった」といった感想が寄せられました。
まとめ
「デザインのがっこう」の無料体験会は、子どもたちがデザイン思考を楽しく学び、創造力と問題解決能力を育む貴重な機会となりました。今後、ますます注目を集めるであろうデザイン思考を、幼少期から学ぶことで、子どもたちの可能性は大きく広がるでしょう。
代表プロフィール:羽富剛氏
Canva公式クリエイター、東京情報クリエイター工学院専門学校職業実践専門課程元学校評価委員。長年のデザイン経験を活かし、子どもたちの未来のために「デザインのがっこう」を設立しました。
お問い合わせ
「デザインのがっこう」
TEL:080-6144-8247
[email protected]
ウェブサイト:https://www.de-zain.jp/school
Instagram:https://www.instagram.com/team_dezain/