カパルア・ヴィレッジ竣工
2024-08-16 14:23:47

カパルア・ヴィレッジ・プロジェクト竣工—マウイ島復興への第一歩

カパルア・ヴィレッジ・プロジェクト竣工



2024年8月7日、米国ハワイ州マウイ島カパルア地区において「Kapalua Village Project(カパルア・ヴィレッジ・プロジェクト)」が竣工しました。このプロジェクトは、2023年に発生したラハイナの山火事で被災した住民を支援するために設計された応急仮設住宅を提供するものです。総戸数は50戸とされ、2024年8月8日より入居が開始されます。

プロジェクトの背景と目的


このプロジェクトは、非常に厳しい状況に見舞われた地域のコミュニティに対する迅速かつ効果的な支援を目的としています。大和ハウス工業株式会社と大和リース株式会社が中心となり、TY Management Corporationと連携して実施されています。これまでの経験に基づき、大和ハウスグループは約28,000戸の応急仮設住宅を建設しており、そのノウハウが今回のプロジェクトにも活かされています。

住宅のスペック


カパルア・ヴィレッジ・プロジェクトでは、60ユニットの住宅があり、以下のような間取りが提供されています。
  • - 2ベッドルーム:20戸(33.47㎡)
  • - 3ベッドルーム:15戸(50.29㎡)
  • - 4ベッドルーム:15戸(67.11㎡)

ユニット提供は大和リースが行い、施工はLayton Construction Company. LLCです。これにより、地元住民への住宅提供がスムーズに進むことが期待されています。

地元コミュニティへの影響


マウイ州の知事ジョシュ・グリーン氏は、プロジェクトの意義を強調し、地元住民が住み続けられる環境を低くなくすことが重要であると述べました。また、マウイ郡市長リチャード・ビッセン氏も、復興の初歩として「カパルア・ヴィレッジ・プロジェクト」が重要な役割を果たすことを期待しています。特に、この施設が平穏な日常を取り戻すための支えになるとしています。

今後の展望


大和ハウス工業は、プロジェクトの竣工を契機にコミュニティとの繋がりを深め、今後も必要な支援を行うことを目指しています。TYマネジメントの柳井正氏は、被災者に向けた早期解決への取り組みを強化する意向を示し、その成果を着実に引き出していくことが重要だと語っています。

大和ハウスグループは、「生きる歓びを分かち合える世界の実現に向けて、再生と循環の社会インフラを創造する」ために、今後も継続的な支援を行っていきます。この取り組みが他の地域でもモデルとなり、多くの人々の生活を支える力になることを期待します。


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会社情報

会社名
大和ハウス工業株式会社
住所
大阪府大阪市北区梅田3-3-5
電話番号
06-6346-2111

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