オウンドメディアの現状
2022-01-06 11:00:12

コロナ禍が変えた企業の情報発信戦略: オウンドメディアの現状と課題

新型コロナウイルスの影響で、オンライン上でのやり取りが日常化し、企業のWebサイトやオウンドメディアへの注目が高まっています。その中で、株式会社ニュートラルワークスが行った調査結果によれば、自社でオウンドメディアの作成を検討しているWeb担当者の多くが、適切な事例を見つけられず苦悩していることが明らかになりました。

調査は2021年12月に行われ、対象はオウンドメディア構築を検討している企業のWeb担当者111名。コロナ禍でのオンラインでの問い合わせ需要の増加(62.2%)や、消費者がオンラインで活動的になっていること(48.6%)が、オウンドメディアに注目する理由として挙げられています。また、非対面での機会を創出したいという意見や、広告費の削減を狙う声も多くみられました。

しかしながら、これらの企業が直面する課題はその対応において明確です。約50.5%の人が、参考にすべきオウンドメディアの事例を見つけられないと回答。さらに、効果的なコンテンツを作成するのが難しいと感じている担当者も41.4%に上ります。これにより、多くの企業がアイデアや戦略に困惑している状況が分かります。

オウンドメディアを成功させるためには、一体どのくらいの参考事例を収集すれば良いのでしょうか。調査によれば、7〜10件を参考にしようとしている担当者が32.4%と最も多い結果に。97.3%がオウンドメディア事例からコンテンツやSEO対策のノウハウを得たいと思っていることも興味深いです。

利用目的としては、「リード獲得」が49.6%で最多となり、次に「ブランディング」が43.2%という結果を得ています。企業がどのようにマーケティング戦略を見直し、新たな顧客との関係を構築しているのか、その実態が見えてくる内容です。

しかしオウンドメディア作成にかかる費用に関する懸念も顕在化しています。想定費用については、36.9%が101〜200万円と回答しており、多くの企業がコストを気にしているようです。特に、作成後には「目的に応じたコンテンツを作成する難しさ」が46.8%というデータが示しており、何をどのように発信していくべきかに悩んでいるのが現状なのです。

このように、コロナ禍によって企業のオンライン活動は加速していますが、新たにオウンドメディアを構築しようとする際には多くの課題が立ちはだかっていることが明らかとなりました。今後、デジタルシフトが進む中で、企業がどのように効果的なコンテンツを作成していくのか、そしてどのようなサポートが求められるのか、その動向に注目が集まりそうです。

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会社情報


会社名:株式会社ニュートラルワークス
設立:2016年12月
代表取締役:三木五月
所在地:神奈川県茅ヶ崎市浜竹1-11-56
事業内容:WEBサイト制作、SEO対策、人材紹介など。
URL:ニュートラルワークス

会社情報

会社名
株式会社ニュートラルワークス
住所
神奈川県藤沢市辻堂神台2丁目2番地1 アイクロス湘南8階A号室
電話番号
0466-30-5070

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