新ファンド設立
2021-04-15 10:30:02
東京拠点のSIP Global Partnersが次世代スタートアップファンドを結成
東京拠点のSIP Global Partnersが164億円のファンド設立
SIP Global Partnersが、164億円を超える金額の1号ファンドの一次募集を完了したという新しい未来のニュースを届けます。これにより、今後のテクノロジー業界において重要な役割を果たすスタートアップの現状や展望が期待できます。このファンドは、特に日本市場における米国スタートアップの展開を目指しており、アジア市場での成長を狙った戦略が取られています。
ファンドの規模と目的
このファンドの第一段階では約82億円が調達され、主要なポートフォリオには、アラン・ケイが関与する次世代インターネットのネットワークOSを開発する企業「Croquet」や、5Gインフラを提供する「Parallel Wireless」、ホログラム技術を駆使したARプラットフォーム「Tilt Five」など、未来的なビジネスを手掛ける米国スタートアップが名を連ねております。
このファンドは、特に日本のパートナー企業との協力を重視しており、JPモルガンやShopifyなど、日本および海外の大手企業が共同投資者として参加しています。これにより、日本市場でのスタートアップの成功をより現実的なものとしています。特に、SIP Global Partnersは30年以上のノウハウを持つ精鋭チームを結成しており、その投資の有効性は注目に値します。
ポートフォリオ企業の特徴
SIP Global Partnersが投資するスタートアップ群は、それぞれユニークなビジネスモデルをもっています。以下にそれぞれの企業の詳細を紹介します。
1. Croquet
「Croquet」は、アラン・ケイが関与しているオープンソースのブラウザベースのOSを開発しています。このプラットフォームは、特に5G技術と相性が良く、高度でインタラクティブなオンラインコラボレーションが可能です。この技術は日本でも注目されており、普及を目指して研究会が立ち上がりました。
2. Parallel Wireless
「Parallel Wireless」は、アメリカの5Gインフラ市場のリーダーであり、2Gから5Gまで統合的にサポートするソフトウェアを提供しています。この企業は、世界中の通信事業者との提携を通じて、その技術の普及を進めています。今後の経済効果が期待されており、5Gに関する技術革新の鍵を握る存在です。
3. Tilt Five
「Tilt Five」は、ホログラム技術を利用した唯一無二のARゲームプラットフォームを提供しています。この企業は、業界での期待が高まりつつあり、特にそのデバイスが多大な注目を集めています。ゲーム業界の有名投資家と共同で、今後の100倍の成長が予測されています。
4. Fable
Fableは、オンライン上でのコミュニケーションやコラボレーションを加速するためのクリエイティブソフトウェアです。特にコーディングを必要とせずに動画制作が出来るため、デザイン業界での利用が急速に増加しています。
5. Kinetic
最後に、「Kinetic」は、IoT技術を駆使して現場の安全性と生産性を向上させるウェアラブルデバイスを展開しています。すでに多くの企業が導入し、高い効果を上げていることから、注目が集まっています。
SIP Global Partnersの強み
当ファンドの運営チームは、東京、ニューヨーク、ボストンを拠点として国際的な視点を持ち、技術業界での豊富な経験を奏功させています。日本市場での大企業との連携を通じて、高い投資成績を狙い、各企業の成長を最大限に引き出すよう努めています。
結論
SIP Global Partnersが進めるこの新たなファンドは、今後の日本市場におけるスタートアップの展開において、重要な役割を果たすことでしょう。投資基盤が強化されることにより、日本市場で活躍する企業が増え、さらなる経済成長に寄与することが期待されます。今後の動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
SIP Global Tech Fund Ⅰ,Inc.
- 住所
- 東京都港区南青山1-2-6 ラティス青山スクエア2F
- 電話番号
-
03-5530-9048