俳句相撲大会
2025-03-22 21:32:26

子どもたちが俳句で熱戦!荒川区での俳句相撲大会10周年記念イベント

子どもたちの熱い戦い!俳句相撲大会の10周年記念イベント



2024年3月22日、東京・荒川区の荒川総合スポーツセンターで「令和6年度 奥の細道矢立初めの地 子ども俳句相撲大会」が開催されました。この大会は、松尾芭蕉が「奥の細道」の冒頭の句を詠んだ場所に由来し、子どもたちが俳句を相撲形式で披露するというユニークなスタイルが特徴です。

今年で16回目を迎えるこの大会は、俳句のまち宣言から10周年を祝う特別なイベントでもあり、多くの参加者が集まりました。17校から153チーム(1チーム2名)が参戦し、選抜された8チームが千秋楽に登場。熱いトーナメント戦が繰り広げられました。

オープニングセレモニー


大会の幕開けは、天王太鼓つくも会による迫力満点の和太鼓演奏。入場する子どもたちへの盛大な拍手に包まれ、和やかな雰囲気の中で開幕しました。この日の兼題は、1回戦が「春の季節」、準決勝が「流し雛(びな)」と「クロッカス」、決勝戦が「東風(こち)」と「春の星」。参加者はそれぞれ、戦いに向けて6つの句を用意しました。

両チームが土俵に上がると行司が合図し、子どもたちは互いに礼をし合った後、パフォーマンスを交えながら句を読み上げました。その姿に会場は感動と興奮に包まれ、温かい拍手が送られました。

決勝戦の熱戦


いよいよ決勝戦の瞬間が訪れます。東の第九峡田小学校・町屋芭蕉チームと、西の尾久第六小学校・三色だんごとお花見チームが対戦しました。
町屋芭蕉チームの今野真帆さんは、「東風が吹く季節と花粉もとんでくる」と詠み、連携ぶりを見せました。一方、三色だんごとお花見チームの細貝優斗さんは、「小台橋川面に映る春の星」と見事な情景描写を披露。

いずれのチームも1年間の努力を凝縮した作品を持ち寄り、観客の心をつかみました。対戦後、会場は審判の判定を待つ緊張感に包まれます。

横綱の誕生


ついに発表された勝者は、西の三色だんごとお花見チーム。「西の勝」との叫びに会場は惜しみない拍手に包まれました。横綱となった渡辺康介さんは「初出場で横綱になって、本当に嬉しいです!」と笑顔で感想を述べ、細貝優斗さんも「春の星の輝きを詠んだことができて、来年も挑戦したいです」と意気込みを見せました。

まとめ


この大会は、子どもたちが日本の豊かな文化である俳句を楽しむ素晴らしい機会です。参加者たちが一生の思い出を手に入れただけでなく、地域の絆も深まりました。これからも俳句のまち・荒川区の新たな文化イベントに注目していきたいと思います。


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