ジンジャーの人事問い合わせAI、実績6万件を達成し業務改善

クラウド型人事労務の新時代

jinjer株式会社は、その提供するクラウド型人事労務システム「ジンジャー」の一環としてリリースした「人事問い合わせAI」機能が、導入からわずか半年で60,000件以上の問い合わせに対応したという驚くべき成果を報告しています。これにより、従業員の疑問を迅速に解消し、人事部門の業務にかかる負担を大幅に軽減することに成功しました。

「人事問い合わせAI」機能とは

「人事問い合わせAI」機能は、2025年1月20日に正式にリリースされました。この機能は、社内の就業規則やマニュアルだけでなく、人事担当者へのQ&Aなどの情報をAIが学習し、従業員からの質問に対して自動で回答する仕組みです。これにより、従業員は疑問が生じた際に、気軽にAIに相談することができるのです。特にPCだけでなくスマートフォンからもアクセスできる点は、働く環境における非常にユーザーフレンドリーなアプローチと言えます。

従業員への利点

この新機能により、従業員は必要な情報を瞬時に得ることができるため、時間的なロスを最小限に抑えることが可能です。また、人事部門は定型的な問い合わせ対応から解放され、より戦略的かつ創造的な業務に集中する時間を増やせるでしょう。これは、従業員と人事担当者双方にとってWin-Winの関係を築くことにつながります。

AI機能のメリット

「人事問い合わせAI」機能は、追加費用なしで即日利用が可能です。契約中のユーザーは、設定をオンにするだけでこの機能をすぐに利用できます。また、PDFやDOCX、XLS、PPTXなど多様なファイル形式を学習できるため、社内のルールを網羅することができます。このように、AIの利用を通じて、人事担当者はより重要な業務に集中できる環境を実現しました。

高精度の回答を実現するために

ジンジャーは、AI技術の革新に合わせて、「人事問い合わせAI」機能の回答精度を向上させるための定期的なモデルアップデートや機能改修を行っています。これにより、従業員から寄せられる様々な質問に対して、高精度な回答が可能となります。今後は、質問の意図を掴んでより適切な情報を提供するための「掘り下げ機能」もリリース予定です。この機能は、AIが従業員の曖昧な質問に対しても、最適な情報をスムーズに引き出すことを可能にします。

CPOからのメッセージ

jinjerの最高製品責任者（CPO）は、「人事問い合わせAI機能」がこれほど早く60,000件以上の問い合わせに対応できたことに対する喜びを表明しました。従業員が抱える小さな疑問をAIが迅速に解決できることで、人事部門がより価値のある業務に集中できるようになることが期待されます。これは、ジンジャーが目指す「人事業務の自動化」の一環であり、ますます進化するAI技術を活用した新たな挑戦となります。