青森みちのく銀行がAIエージェント「neoAI Chat」を全営業店に導入
青森県青森市に本店を構える青森みちのく銀行が、AIエージェントプラットフォーム「neoAI Chat」を全営業店に導入することを発表しました。この取り組みは、業務の効率化や生産性向上を目的としており、2026年8月から正式に活用開始予定です。昨年の3月には試行利用が始まっており、わずか5ヶ月で全行に展開されることとなりました。
導入の背景と目的
生成AI活用の背景
近年、金融機関におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、青森みちのく銀行では2025年6月にDX推進室を設置し、生成AIの導入検討に着手してきました。この検討は、安全な利用環境の確保と全行における業務定着を実現するための重要なステップと位置付けており、現場での実務にどのように取り入れるかが大きな課題となっていました。
neoAI Chat導入の理由
neoAIは、東京大学松尾研究室から生まれたAIスタートアップであり、70以上の金融機関に導入実績があります。これにより、規程検索や承認業務の支援など、金融機関特有のユースケースにも対応可能です。また、neoAI Chatは単なるチャット機能に留まらず、文書作成や要約、行内規程の参照など、多様な活用方法を提供します。さらに、アプリケーションのセキュリティやガバナンス機能も充実しており、金融機関の厳しいセキュリティ要件にも対応しています。
段階的な展開とサポート
青森みちのく銀行では、2026年8月から全営業店での導入を実現するため、初めにDX推進室による試行を経て、本部行員への展開を段階的に行いました。neoAIは、試行期間中からユースケースの提案やアシスタントの共同制作を通じて施策を支援し、導入後もAIに関する基礎知識の習得を促進するための技術サポートを提供しています。
具体的な業務での活用法
青森みちのく銀行における「neoAI Chat」の主な活用法としては、以下のような業務が挙げられます。
- - 文書の作成・要約: 行内で取り決めた規程や業務関連文書の作成を容易にします。
- - 規程の検索: 必要な規程を迅速に見つけることができ、業務を効率化します。
- - 情報収集やアイデアの創出: 業務の中で浮かぶアイデアを集約する役割も担います。
これからは、行内報告資料や提案書の作成、さらには企画立案の支援にも活用が期待されています。
今後の展開
neoAIは青森みちのく銀行における「neoAI Chat」の定着を図るだけでなく、行内データとのより深い連携や新たなアプリケーションの追加を支援し、プラットフォームの活用を拡大していく考えです。また、この取り組みの成功事例を基に、地域金融機関や他企業へのAI活用の推進も図っていきます。
「neoAI Chat」について
「neoAI Chat」はセキュリティとガバナンス機能を一般備えたAIエージェントプラットフォームです。このプラットフォームはチャットやアシスタントを通じた業務の効率化だけでなく、データとの連携やアプリケーションの追加を通じて、組織のAI活用を一貫してサポートします。
株式会社neoAIについて
株式会社neoAIは、東京大学松尾研究室発のAIスタートアップで、「日本の成長を、加速する。」というビジョンのもと、知能基盤の提供と知能実装を通じて、さまざまな産業でのAIの社会実装を推進しています。もたらされる新たなテクノロジーによって、これからの金融業界がどのように変革されていくのか、その動向に注目です。