岡山大学の学生たちが英語模擬国連大会に参加
国立大学法人岡山大学が、2025年6月27日から29日にかけて行われた日本大学英語模擬国連大会(JUEMUN)に14名の学生を参加させました。この大会は、毎年日本の大学で開催され、参加者は各国の国連代表になりきり、国際的な問題について英語で討論します。
今回は特に注目すべきテーマが設定され、「Reimagining Global Tourism: Sustaining, Managing and Rebuilding for a Resilient Future」というタイトルのもと、持続可能な観光の未来について議論が行われました。岡山大学からは2名が議長、残りの12名は様々な国の代表として参加し、観光振興や環境保護、災害軽減といった多岐にわたる課題について意見を交わしました。
学生たちの準備と取り組み
大会に参加した学生たちは、事前に本学で行われた「English Diplomacy」という授業を通じて、しっかりとした準備を整えてきました。この授業では、国際的視点の理解や実践的な英語力を養成し、会議に臨む自信を持たせることが目的です。学生たちは模擬国連の役割を果たしながら、各国の文化や政策の理解を深め、革新的な解決策を議論しました。
JUEMUNの意義と成果
JUEMUNは日本国内の大学生にとって、自らの意見を国際舞台で発表する貴重な機会です。学生たちは、単に英語でのコミュニケーションスキルを磨くだけでなく、国際的な問題に対して幅広い視野で考える力を養っています。今回の大会でも、参加者たちは斬新なアイデアを盛り込んだ決議を作成し、持続可能な観光の未来に向けたビジョンを提案しました。
このような活動は、岡山大学が地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たし、学生たちに国際的な視野を持たせる上で重要な意義を持っています。今後も岡山大学の取り組みに注目し、持続可能な研究や教育に向けた努力を期待しています。
学生たちのプロフィール
参加者の中には、議長役を務めた市本理人さん(薬学部2年)やWALCZAK-COELHOさん(グローバル・ディスカバリー・プログラム3年)を始め、さまざまな学部から学生が集まりました。この多様性が、討論にさらなる深みを与えました。
まとめ
JUEMUN2015での岡山大学の出場は、未来のリーダーを育成するための重要なステップです。国際問題に対する理解を深め、実践的なスキルを身につけた学生たちが、これからの社会にどのように貢献していくのか楽しみです。岡山大学の今後の活動にも大いに期待が寄せられています。