天然ガス活用の新ビジネスモデル構築法セミナーのご案内

JPIセミナーのご案内

2025年5月14日に、日本計画研究所（JPI）が主催するセミナー「天然ガス由来の合成ガスを活用した新ビジネスモデルの構築法」が開催されます。このセミナーでは、アイシーラボの代表である室井髙城氏が登壇し、天然ガス由来の合成ガスの可能性と、それを使用した新しいビジネスモデルの構築について詳しく解説します。

セミナー概要

近年、日本のナフサクラッカーはその存在意義が問われていますが、海外では安価な天然ガスを用いたエタンクラッカーによるエチレンプラントの拡大が進んでいます。シェールガスから生成されるメタンは、改質することで経済的な合成ガスへと変換可能です。この合成ガスからは、燃料や化学品を生産することができ、ナフサクラッカーに依存しない新たなビジネスモデルへの移行が期待されています。

このセミナーでは、以下のような項目について学ぶことができます。

1. 天然ガスについて
(1) シェールガス
(2) 石油化学産業の現状
- 衰退するナフサクラッカー
- エタンクラッカーの可能性
(3) メタンの様々な利用法
- ターコイズ水素の生成
- エチレンの合成
- 水蒸気改質、ドライリフォーミング、オートサーマルリフォーミング

2. エタンの利用方法
(1) エタンからエチレンの生成
(2) エタンから酢酸の製造

3. プロパンの利用
4. エチレンの応用
(1) エチレンからプロピレン、ブタジエン、芳香族化合物の製造
5. 合成ガスの用途
(1) FT合成やメタノールからのガソリン製造
(2) 含酸素化合物やMTO、MTP、MTAなどの化学品の生成
6. 質疑応答
7. 名刺交換・交流会
- 参加者間でのネットワーキングを促進し、新しいビジネスの機会を広げることができます。

受講情報

受講方法は、会場参加、ライブ配信、アーカイブ配信（開催後14日間、何度でも視聴可能）の中から選択可能です。受講料は、1名37,310円（税込）で、2名以上の同時お申し込みにより割引もあります。地方公共団体に所属する方は、特別割引が適用されます。

セミナー終了後も講師に質問する機会があり、また受講者同士の人脈形成にも役立つ内容になっています。アーカイブ配信も利用できるので、参加できない方も後から学ぶことができます。