NextDriveの挑戦
2019-07-25 20:00:03

台湾のIoT企業NextDriveが日本でエコシステム構築を目指す受賞の背景

NextDriveが目指す次世代エネルギーエコシステム



台湾を拠点とするIoT企業NextDriveが、「Mizuho Innovation Award」を受賞したことが注目を集めています。この受賞は、同社の革新的な取り組みが評価された結果であり、特にエネルギー分野において新たなビジネスモデルを構築していることが背景にあります。

みずほ銀行が実施する「Mizuho Innovation Award」は、四半期ごとに優れたビジネスモデルや成長の可能性を持つ企業を表彰する制度です。受賞企業には大手企業とのビジネスマッチングをはじめ、様々な支援が提供され、イノベーションの促進が図られます。これにより、NextDriveは一層の成長が期待されており、その可能性について詳しく見ていきましょう。

NextDriveの革新技術



NextDriveは、2017年に設立され、IoTとエネルギー管理を組み合わせた製品を提供しています。主力製品である「スマートゲートウェイCube」と専用アプリ「Ecogenie」は、日本市場に参入する際の重要な要素でした。Cubeは、スマートメーターと連携することで電力消費データを可視化でき、ユーザーはその実績を簡単に確認することができます。

また、ソーラーパネルや蓄電池と連携することで、電力資源の最大限利用を実現。特に特筆すべき点は、アプリ上でワンタップ操作により機器の稼働を最適化できることです。この機能により、誰でも手軽に効率的な電力運用が可能となっています。

コミュニティエネルギーマネジメントシステムの可能性



NextDriveは、今後、エネルギーデータ分析サービスと組み合わせた「コミュニティエネルギーマネジメントシステム(CEMS)」の構築を目指しています。これは地域全体の電力管理や調達を行うことができるもので、地域のエネルギー効率向上に寄与することが期待されています。このシステムが実現すれば、地域住民が協力してエネルギーを賢く使う新たなライフスタイルが生まれるでしょう。

NextDriveが目指す未来



NextDriveの目標は「電力を賢く使う」ことにあります。これを実現するため、同社は引き続きサステナビリティに注力し、効率的な電力運用の方法を模索しています。利用者がより簡単にエネルギーを管理できる次世代エネルギーエコシステムの構築を進めることで、社会全体のエネルギー意識の向上にも寄与するでしょう。

会社概要


NextDrive株式会社は、東京都港区に本社を置き、台湾の技術を活用しながら、IoT分野における革新を推進しています。主要事業には、無線ネットワークデバイスやセンサーの開発、エネルギー管理ソリューションの提供が含まれています。公式ウェブサイトは こちら です。

お問い合わせ


NextDrive株式会社への問い合わせは、カスタマーサクセス部(担当:李)までどうぞ。電話番号は03-6432-9616、またはメールでの連絡も可能です。

会社情報

会社名
NextDrive株式会社
住所
東京都港区西麻布3-19-22
電話番号
03-6432-9616

トピックス(経済)

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