トヨクモの給付金システムがサイボウズ社認定で信頼性向上
トヨクモクラウドコネクト株式会社が提供する『住民向け給付金システム』が、このたびサイボウズ株式会社により公式なセミオーダー型kintoneアプリパッケージとして認定されました。この認定により、自治体における給付金業務の効率化と安全性の向上が期待されています。
給付金業務の課題と解決策
自治体では、給付金に関する業務が増加し、申請処理の煩雑さや制度変更への迅速な対応、情報セキュリティの強化が求められています。このシステムは、クラウド環境においてこれらの業務を一元管理できる仕組みを提供し、申請から支給までをスムーズに行えるよう設計されています。特に、kintoneはISMAPに登録されているため、安全な使用が保証されています。
セミオーダー型kintoneアプリパッケージの特長
サイボウズが認定する「セミオーダー型kintoneアプリパッケージ」は、複数のアプリから構成され、業種や業務に特化したパッケージです。顧客のニーズに応じて柔軟なカスタマイズが可能で、特有の業務課題に迅速に対応できます。これにより、自治体や企業は業務変更にも対応しやすくなり、長期的な利用が見込まれます。
高いセキュリティ基準に対応
kintoneは政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)に登録されたクラウドサービスであり、自治体が安心して利用できる環境が整っています。また、トヨクモクラウドコネクトもISO27001認証を取得し、高い情報セキュリティ基準を維持しています。
給付金業務に求められる機能の提供
このシステムは、給付金の電子受付に必要な機能を一通り揃えています。これには、Webからの申請受付機能、個人専用のマイページ機能、ステータス表示機能、不正申請検知機能、全銀データ出力機能(予定)などが含まれます。
サイボウズ社からの評価
サイボウズは、トヨクモクラウドコネクトの『住民向け給付金システム』が認定されたことを喜び、ノーコード・ローコードのkintoneプラットフォームを使った業務改善の可能性を強調しました。このシステムによって、自治体は安全で効率的に重要な給付金業務を実施できるようになるとしています。
トヨクモ社の期待
トヨクモ株式会社の代表取締役社長、山本裕次氏は、この認定により、自治体の担当者がシステム構築を容易に行えるようになり、信頼性のある業務運営が実現すると述べています。また、このシステムが給付金支給における安全性と効率性を高める手助けになると確信しています。
まとめ
『住民向け給付金システム』の認定を受けたトヨクモクラウドコネクトは、今後も自治体のニーズに応えるシステムの提供を進めていく考えです。このセミオーダー型のシステムを活用することで、給付金業務のさらなる効率化と向上が期待されます。トヨクモは、今後も安全で信頼性の高いサービスを提供し続けることを目指しています。