株式会社bookeeが高齢化社会に対応した新プログラムを開始

新たに開設した「お金のパーソナルトレーニング」プログラム

株式会社bookee（ブーキー）が東京都新宿区で設立されたのは2018年2月。近年の健康寿命の延伸を背景に、政府が「人づくり革命」を推進する中で、同社は「人生100年時代」を生き抜くための金銭教育の重要性に注目し、2018年5月から「お金のパーソナルトレーニングサービス」を開始しました。ここでは、特に若者の金融リテラシー向上を目指す内容が強調されています。

近年、特に新社会人の間では、初任給を「貯蓄」に回す傾向が高まっています。2018年に実施された調査では、社会人2年目の42.0%が「貯蓄」と答えたのに対し、新社会人ではその割合が54.6%に上ります。このデータは、若い世代が将来に対する経済的不安を抱える中で、より計画的な資産運用を意識する傾向が強まっていることを示しており、bookeeはそのニーズに応える形でサービスを提供しています。

具体的なサービス内容

「お金のパーソナルトレーニング」では、個人の金銭的健康状態を分析し、浪費の傾向を診断する「マネードック」が導入されています。それにより、受講者が自身の金銭感覚を把握し、貯蓄体質に変わる手助けを提供します。個々のニーズに応じたカリキュラムを設定し、対象者が必要とする知識を身につけられるよう設計されています。

また、bookeeは「ファイナンシャルアカデミー」と提携し、その独自の教育プログラムを受講することが可能です。提携先のファイナンシャルアカデミーは、2002年の設立以来、多くの有識者が参加しており、45万人以上の受講者実績があります。これにより、bookeeでも質の高い教育プログラムを提供できる体制を整えています。

行動科学マネジメントの導入

さらに、トレーニング効果を高めるために、行動科学マネジメントが活用されています。これにより、参加者はより効果的に学び、自分自身の金融行動を見直すことができます。bookeeは中立的な立場を保ちながら、金融商品を勧めずに客観的なアドバイスを行うことを理解しています。

会社としての展望

株式会社bookeeは、人生100年時代をより良く生きるために、今後もさまざまな教育プログラムの展開を続けていく意向です。また、社会全体の金融リテラシー向上に貢献するべく、様々な施策を通じて新しいサービスの提供を推進する考えです。同社の公式サイトには、提供しているトレーニングサービスや他の情報も掲載されていますので、興味のある方はぜひ訪問してみてください。