高専GIRLSによるSDGsとテクノロジーの融合！本選出場12チーム決定

高専GIRLS SDGs × Technology Contest概要

独立行政法人国立高等専門学校機構が主催する「第4回高専GIRLS SDGs × Technology Contest（通称：高専GCON2025）」が、2025年に向けた革新的なアイデアを競う大会として開催されます。今年度の本選に進出する12チームが決定し、これからの成果発表会が待ち遠しいところです。

本選の詳細と日程

本選は令和7年12月14日、東京大学の伊藤謝恩ホールで行われ、同時に日経チャンネルによってライブ配信も行われる予定です。オンライン視聴を希望する方は、事前に申し込みが必要です。申込者には各チームの紹介が含まれたプログラムが進呈されるので、見逃せません。

進出チームの紹介

本選に進出したのは多様なテーマを持つ12チームです。例えば、仙台高等専門学校の「杜のシカシカ」は「磨き残し」を可視化するAI搭載アプリを開発し、茨城工業高等専門学校は地域ブランド戦略としてさつまいもを核にしたプロジェクトを提案しています。また、小山工業高等専門学校は草木染めを用いた廃材のアップサイクルに挑戦し、豊田工業高等専門学校は循環経済を実現するための廃タイルを利用した舗装方法を提案しています。

特に注目すべきは、奈良工業高等専門学校の「YAMATO Herbal」によるカワラヨモギを用いた健康意識向上の点鼻薬の開発提案です。医療分野における新たなアプローチとして、多くの期待が寄せられています。

本選の審査員

本選では多数の専門家による審査が行われます。そして、最優秀賞である文部科学大臣賞や、優秀賞、企業賞が授与されます。審査員には東京大学の大島まり教授をはじめとした著名な方々が名を連ねており、参加チームにとっては緊張の一瞬となるでしょう。

GCONが果たす役割と期待

また、高専GCONはコンテストの開催に留まらず、全国の高専においてダイバーシティやインクルージョンの推進にも努めています。この活動を通じて、参加者が技術者としての成長を遂げることを支援しており、その成果は今後の社会に大きく寄与することが期待されています。

さらに本年の大会で不出場となったチームの中からも、奨励賞が授与されるため、参加者は最後まで熱心に取り組んでいます。特にSDGs奨励賞やイノベーション奨励賞など、各分野での新たな挑戦が盛り込まれています。

イベントの詳細や視聴申し込みはこちらから確認できます。盛り上がりを見せる高専GIRLS SDGsとテクノロジーの融合した今回の大会、目が離せません！