パナソニック、Salesforce活用でリコール対応業務を改革 ― DX推進の成功事例
パナソニックグループは、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向けた取り組み「Panasonic Transformation(PX)」を展開しています。PXは、ITシステムの刷新にとどまらず、業務プロセスや企業文化そのものの変革を目指した、大胆な取り組みです。
その具体的な事例として注目されているのが、Salesforceプラットフォームを活用したリコール対応システム「PANDRA」の導入です。本システムは、従来の非効率なリコール対応業務を根本から見直し、大幅な改善を実現しました。
従来のリコール対応業務の課題
従来のパナソニックグループにおけるリコール対応業務は、複数のシステムを使い分ける必要があり、情報共有がスムーズに進まない、といった課題を抱えていました。担当者は膨大な情報を整理し、関係部署との連携を密にする必要があり、業務の効率化が大きな課題となっていました。
SalesforceとPANDRAシステムによる変革
そこで導入されたのが、Salesforceを活用したPANDRAシステムです。このシステムは、情報の一元管理、関係部署間の連携強化、業務プロセスの効率化を実現しました。具体的には、以下のような効果が得られています。
情報の一元管理: 関係部署がリアルタイムで情報を共有できるようになったことで、迅速かつ正確な情報伝達が可能になりました。
業務プロセスの効率化: 従来の手作業による処理を自動化することで、業務時間を大幅に削減しました。
関係部署間の連携強化: システムを通じてスムーズな情報共有が行われるようになったことで、部署間の連携が強化されました。
迅速な対応: リコール発生時の対応速度が向上し、顧客への影響を最小限に抑えることが可能になりました。
カルチャー変革への波及効果
PANDRAシステムの導入は、ITシステムの刷新にとどまらず、企業文化にも大きな影響を与えました。情報共有の促進や業務プロセスの効率化によって、従業員の働き方改革にも貢献し、より迅速で柔軟な組織へと変貌を遂げました。
ウェビナー開催情報
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社は、PANDRAシステムの導入事例を紹介するウェビナーを開催します。本ウェビナーでは、PXの取り組みや、Salesforceを活用したシステム刷新、そして業務プロセスと企業文化への変革について、詳細な内容が語られます。
日時: 2024年12月12日(木) 11:00~11:30
会場: オンライン
主催: パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社
参加費: 無料
定員: 50名
参加方法: ウェビナー詳細ページからご確認ください。
本ウェビナーは、DX推進に取り組む企業関係者にとって貴重な機会となるでしょう。
※ 同業他社様のご参加はお断りさせていただいております。また、お申し込み多数の場合は抽選とさせていただきます。あらかじめご了承ください。