横浜市の新企画展
2024-10-26 13:28:13

青葉・都筑区制30周年記念企画展が横浜市で開催決定

概要


令和6年11月23日から12月15日まで、横浜市歴史博物館にて「青葉・都筑区制30th 丘のよこはまー近代の村の歴史と暮らしー」が開催されます。この企画展は、両区が30周年を迎えることを記念し、明治時代から昭和初期にかけての生活や文化の変遷を扱います。

展覧会の目的


青葉区と都筑区は、1889年に設立された6つの村から成り立っています。この村々は、農業を基盤としていたものの、時代の流れと共に発展してきました。展覧会では、これらの村の暮らしや産業の変化を明らかにし、来場者に地域の歴史を深く理解してもらうことを目指します。

見どころ


展示では、明治時代に設立された村々の生活や産業に関する貴重な資料が展示されます。特に、近代相澤雅雄氏が所有する「都田苺組合のラベル」や昭和初期の苺組合の写真を通じて、当時の農業経営や地域社会の様子を見ることができます。

展示される資料の一部


  • - 都田苺組合のラベル(近代相澤雅雄氏蔵)
  • - 昭和初期の苺組合写真(『都筑の民俗』より転載)
  • - 横浜市農産物分布図(『昭和14年横浜市農政概要』より)

これらの資料から、青葉区と都筑区の農業がどのような形で発展し、横浜や東京に名産品が出荷されていたのかが伺えます。

関連イベント


展示に併せて、関連講演会が開催されます。事前申し込みが必要ですが、興味のあるテーマの講演に参加することで、さらに深く歴史を学ぶことができます。

講演会一覧


1. 「横浜の茅葺建築」
- 日時: 11月30日(土)14:00〜15:30
- 講師: 大野敏 氏(横浜国立大学教授)
- 参加費: 600円

2. 「都筑の丘の農業前史」
- 日時: 12月7日(土)14:00〜15:30
- 講師: 相澤雅雄 氏(地域史研究家)
- 参加費: 600円

また、出張販売としてJA横浜の直売所が12月8日(日)に登場します。地元の旬の野菜や果物が販売され、誰でも購入可能です。

展示図録


本企画展のために制作される図録『青葉・都筑区制30th 丘のよこはまー近代の村の歴史と暮らしー』は、28ページの全カラー版で販売予定価格は600円(税込)です。

この企画展は、横浜市の歴史や地域文化に触れる良い機会となるでしょう。皆さまの訪問をお待ちしています。


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会社情報

会社名
公益財団法人横浜市ふるさと歴史財団
住所
神奈川県横浜市都筑区中川中央1-18-1
電話番号
045-912-7771

トピックス(地域情報)

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