アストラゼネカ主催オフ会:前立腺がんを深く学ぼう
10月16日、アストラゼネカ株式会社が「いま知っておきたい!前立腺がん」と題し、オンラインセミナーを開催します。このイベントには、アーティストとして活躍する西川貴教さんが参加し、前立腺がんの専門医とともに、患者と医師とのコミュニケーション方法について解説してくれます。
セミナーの詳細
セミナーはオンライン形式で、参加者は自宅から気軽に参加できます。開始時間は16:00で、事前に受付が行われ、15:45からアクセスが可能です。参加は無料で、興味のある方は公式ウェブサイトから申込みが可能です。参加者からの質問も受け付け、専門家がそれに答えるセッションも設けられています。
前立腺がんに関する基礎知識
前立腺がんは、日本の男性において最も多く見られるがんであり、2023年の予測では約9万8,600人が新たに罹患するとされています。特に50代から年齢とともに罹患率が増加し、早期発見が重要とされています。前立腺がんは、進行が比較的緩やかであるため、早期に治療を開始することができれば、より良い結果が期待できます。
多くの前立腺がんは男性ホルモンの影響を受けて成長し、ホルモン療法が一般的な治療として用いられています。しかし、治療効果が薄れるケースもあり、悪性度の高い転移性去勢抵抗性前立腺がん(mCRPC)へと進行することがあります。mCRPCの診断を受けた際の生存期間は約3年とされているため、早期の対応が求められます。
コミュニケーションの大切さ
前立腺がんの治療法は近年大きく進歩しており、それに伴い患者さん一人ひとりの希望に応じた治療方針を決める「Shared Decision Making(シェアード・ディシジョン・メイキング)」が重要となっています。この方法により、医療従事者と患者が協働して治療の方向性を決定することが可能となります。
患者として、医師とどのようにコミュニケーションをとれば良いのかがわからないという方も多いのではないでしょうか。このセミナーでは、実際にコミュニケーションをスムーズに行うためのポイントについても詳しく解説される予定です。
参加申し込みについて
このセミナーに参加を希望する方は、10月13日までにURLからお申し込みが必要です。また、QRコードの読み取りでも応募可能です。参加者は前立腺がんに関心がある全ての方で、家族や友人に前立腺がん患者がいる方も大歓迎です。
登壇者紹介
- - 上村博司先生(公立大学法人 横浜市立大学附属市民総合医療センター 診療教授)
専門医として、長年にわたり前立腺がんの治療に携わってきた。
自身が前立腺がんと診断された経験を元に患者支援活動に尽力。
音楽活動だけでなく、がん啓発にも積極的に取り組んでいる。
この貴重な機会を通じて、前立腺がんへの理解を深め、今後の医療選択に役立てていただければと思います。参加申し込みの詳細は、アストラゼネカの公式ページをご覧ください。