スマホゲームのSteam市場
2025-10-17 10:50:52

スマホゲームのSteam移植がもたらす新たな市場の可能性とは?

スマホゲームのSteam移植がもたらす新たな市場の可能性



株式会社スパイスマートによる独自調査が、スマホゲームのSteam移植がいかに新しいユーザー層を形成し、急成長しているかを浮き彫りにしています。この調査では、2025年8月にサービスを開始した37タイトルを対象に、各タイトルの配信状況やユーザーの評判、売上ランキングの変化を分析しています。

スマホゲームとSteam市場の融合



調査によると、スマホ市場で人気を争ったゲームがSteamに移植される動きが活発になっています。特に近年、Steamのユーザー数が増加していることが影響しています。Valve社のデータによると、2025年3月には日本のSteamの同時接続者が4,000万人を超えたとされています。この急成長により、ゲーム企業はモバイルだけでなく、Steam向けへの対応を進めているのです。

この流れは、スマホゲームが新たなユーザーを引き寄せる絶好のチャンスを生み出しています。レポートでは、特に成功したタイトルのいくつかをピックアップしています。

注目の成功事例



例えば、人気タイトル『ウマ娘 プリティーダービー』は、Steamでも同時接続者数が8万7,453人を記録し、セールスランキングでも米国、カナダ、シンガポールなど複数地域で首位を獲得しました。このように、スマホ版での人気を一層強固にする結果が出ているのです。

その中には、スマホではトップランキングに入らなかった『スノウブレイク:禁域降臨』も含まれています。このタイトルは、Steam版でランキング2位にまで登り詰め、リリース初期の同時接続者数も約3倍に達しました。また『レスレリアーナのアトリエ』は、スマホ版から4か月後にSteam版をリリースし、Steamでの売上が首位に立つ結果をもたらしました。

長期運営タイトルのSteam進出



さらに、調査には長期運営タイトルやシリーズの新作も含まれています。『サマナーズウォー: Sky Arena』は2014年のリリースから9年半を経て、2024年にSteam版が公開されました。また、『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』とのコラボが評価を受け、Steam売上ランキングでTOP10入りを果たしています。

他にも、PCゲームシリーズの新作として『Wizardry Variants Daphne』がSteamに登場し、既存のタイトルを新たに3D化した『Among Us 3D』など様々な事例が観察されています。

今後の展望とレポートの詳細



調査対象として選ばれた37タイトルは、今後のスマホゲーム市場における流れを知る上で貴重な情報を提供しています。スパイスマートが提供する運営ソリューション『LIVEOPSIS』では、これらの調査結果を元にさらなる分析が行われる予定です。調査レポートの取得は法人向けに実施されており、興味のある企業は直接お問い合わせが可能です。

最後に、株式会社スパイスマートは、スマホゲームに特化したリサーチや分析を行い、グローバル市場向けに情報提供を行っています。最近では、ビジネスマッチング事業や、モバイルゲーム運用に関するコンサルティングを行うなど、その事業の幅を広げています。これからのスマホゲームとSteam市場のコラボレーションに注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社スパイスマート
住所
東京都渋谷区広尾1-11-2BLOCKS EBISU 909
電話番号

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