ART SHODO FESTA
2019-02-02 21:25:53
現代アートの新たな地平を切り開く「ART SHODO FESTA 2019」の魅力
現代アートとしての書道を探る「ART SHODO FESTA 2019」
現代アートとしての書道作品を広く一般に向けて発表するため、国内最大規模の書道グループ展「ART SHODO FESTA 2019」が開催されます。この展示では、書道をアートとして捉え、その新たな可能性を追求するアーティストたちが集結します。現在、エントリー受付中で、締切は3月10日。参加希望のアーティストはぜひご注目ください。
展覧会の詳細
「ART SHODO FESTA 2019」は、6月21日から23日までの間、三鷹市芸術文化センターにて開催されます。選考通過者は最大50名を予定しており、さまざまな作品が一堂に会するこのイベントは、書道の新たな地平を切り開く重要な機会となります。入場料は600円で、3日間フリーパス券が用意されています。
また、6月21日にはナイトイベントが計画されており、出品者によるギャラリートークが行われます。司会は著名な書家であり、現代アーティストの山本尚志氏が務め、アーティストと参加者の交流の場も提供されます。6月22日には特別講演もあり、世界的な視点から書道の可能性を考察する機会が設けられています。
現代書道の発信地、Gallery NAO MASAKI
本展の重要な背景には、名古屋のGallery NAO MASAKIが存在します。ここでは、現在「現代の書 ART SHODO 3人軌跡」が開催中で、3名の注目アーティストが出展しています。この展示を通じて、書道がアートとしての新たな表現に挑んでいることが強調されています。
正木なお氏がギャラリーのオーナーを務め、選考委員としても活動しています。彼は、書道の分野において新興作家が現代アートの舞台へ進出することの難しさと、その中でも才能が輝く瞬間について語ります。アーティストの作品に出会うことこそが、展覧会の魅力の一つであると強調されます。
アーティストへの期待
特に注目されるアーティストは、ハシグチリンタロウ氏とAyako Someya氏です。両名は、現代の書道に独自の風を吹き込んでおり、作品には一貫した世界観が見受けられます。正木氏は彼らの作品に触れ、その新しい形がもたらすアートへの影響を称賛しています。
Ayako Someya氏に関しては、彼女が書く元素記号の構造図は、書道に新たな視点をもたらしています。作品には墨の美学と空白の使い方が巧みに組み込まれ、その実験的なアプローチは多くの参加者を引きつけています。
展示の意義
このような現代アートとしての書道作品は、ただの言葉を書くだけでなく、視覚的な表現としての深さを持っています。正木氏の言葉によれば、「最終的には作品の力が重要」であり、書道もアートとしての表現力を持っているべきだと言います。
「ART SHODO FESTA 2019」は、単なる作品展示にとどまらず、観る人とアーティストの交流の場でもあり、その中で書道の新たな可能性を見出す機会が広がっています。
最後に
現代アートとしての書道作品に興味がある方や、自身の作品を展示したいアーティストは、是非この機会を逃さず、エントリーを検討してみてください。書道の次なる展開を共に体験できることを心より期待しています。
会社情報
- 会社名
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ART SHODO FESTA
- 住所
- 電話番号
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090-5238-7354