新たなふるさと納税
2025-07-24 15:30:38

全国初!東伊豆町が後納型ふるさと納税「あとふる」を導入しました

東伊豆町が全国初の後納型ふるさと納税「あとふる」を導入



静岡県東伊豆町が、全国で初めて後納型ふるさと納税サービス「あとふる」を導入することを決定しました。この取り組みは、株式会社電算との協力によって進められており、2025年9月より町内の指定施設で本格的に運用が開始される予定です。

「あとふる」は、旅行や食事の体験後に寄付を行うことができ、寄付の際に感じた感謝の気持ちを自然な形で地域応援に繋げる仕組みです。これまで観光などで訪れた後に、寄付対象であったことを知る人々の声が多く寄せられた東伊豆町では、こうした寄付機会の損失を防ぎたいと考え、この新制度の導入に踏み切りました。

ユーザーの体験を重視した仕組み



「あとふる」では、宿泊や飲食で得たレシートをアプリに登録するだけで、寄付金額に応じた返礼品が自動的に算出され、決済までスムーズに行えます。これにより、これまでの「先に寄付する」スタイルとは異なり、実際の体験を経た後に納税を行うため、より充実した旅行の余韻とともに地域支援が実現します。

この新たな制度の導入背景には、事前に寄付をしたいが、旅行の計画やサービスの間に合うか不安になる声が大きく寄せられたことがあります。また、観光地として訪れる人々が「ふるさと納税」という形で何らかの貢献ができるチャンスを増やすことで、東伊豆町の魅力をより多くの人々に知ってもらうきっかけにもなると期待されています。

観光業と地域振興の融合



東伊豆町は、海、山、温泉といった自然環境に恵まれた観光地です。6つの温泉地が点在し、首都圏からのアクセスも良く、多くの観光客が訪れています。町の観光産業を支えるために、地域独自の商品やサービスを展開しながら、持続可能な町づくりにも力を入れています。

町長の岩井茂樹氏は「旅行者が感じた思い出や体験を町の応援へと繋げるのが『あとふる』の目的です。この取り組みによって、地域の魅力を再発見し、訪問者がより多くのサポートを行えるようになることを期待しています」と述べています。町としても、地域事業者と連携しながらこの制度を育てていく考えです。

電算の役割と今後の展望



電算の代表取締役社長、河野純氏は「この活動を通じて日本全国の自治体への『あとふる』の導入を進め、地域と人とのつながりを深めていきます。利用者にとっては、訪れた地での感謝の気持ちを寄付の形として実現できる良い機会になるでしょう」と話しています。新たな寄付の選択肢を提供することで、地域振興やファンの醸成が促進されることが期待されています。

愛される町、東伊豆町



東伊豆町は、その自然豊かな環境や観光地としての魅力に加えて、地元産業の振興や持続可能な発展への意思を強くにじませています。町のシンボルである町章は、地域の結束と未来への発展を表現しており、地域の人々の想いが込められています。これからも地域の特性を活かした取り組みが注目されることでしょう。

「あとふる」により、東伊豆町の新しい旅のスタイルが確立され、訪れた人々が地域の魅力を再認識し、支援につながることを願ってやみません。


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会社情報

会社名
株式会社電算
住所
東京都中央区銀座8-10-5電算ビル
電話番号
03-3572-5975

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