NECが主催する共創型ピッチイベント「NEC Intra Ale Pitch」
2026年2月16日、東京都江東区にあるNECソリューションイノベータ株式会社にて、共創型ピッチイベント「NEC Intra Ale Pitch」が開催されました。このイベントは、社内での事業構想を外部の専門家やスタートアップ18社と共有し、具体的な検証課題や今後のアクションについて話し合うことを目的としています。
オープニングと事業ピッチの内容
イベントの冒頭では、NECソリューションイノベータのイノベーションラボラトリ所長である福井知宏氏が開会を宣言しました。続いて、同社からは「Ambient Intelligence(AmI)コア」をテーマにした事業構想が示されました。この構想は、未来の社会においてAIロボットが人と共生する新たな社会のビジョンを描いています。
特に、介護や育児、そして労働の重なる未来において単なる作業代替ではなく、AIロボットが人の意図や状況を理解し、社会的な文脈に応じて振る舞う必要があるとの提案が行われました。
ロボット普及の条件
このビジョンに向けて、ロボットが社会に受け入れられるための3つの条件、「物理的安全」「心理的安全」「社会的文脈理解」が指摘されました。この指摘は、AIの研究から実際の事業への展開を考える上で非常に重要な論点であったと言えます。さらに、参加者からはフィードバックもありましたが、このフィードバックは単なる講評ではなく、実装に向けた検証設計やスピード感、体制についての建設的な提案が交わされました。
その他のプログラム
他にも、東京電力パワーグリッドによる実例発表や、さまざまなスタートアップからの事業ピッチが行われ、活気に満ちた討論が繰り広げられました。これらの活動は、参加企業間のネットワーキングを促進する重要な場となりました。
参加者の反響とイベントの意義
参加後のアンケートでは、参加企業の78%が自社の実証フィールドや資産の提供に興味を示しました。このことは、各企業が持つ技術や研究を持ち寄り、新たな連携の可能性を感じていることを示しています。今回のイベントは、社会実装に向けた第一歩を踏み出すきっかけとなったと言えるでしょう。
社会実装の重要性
このような共創的な開放的な場を設けることは、大企業にとって簡単ではない挑戦です。一般的に、構想がより整理され、実証が進んでから社外に披露されることが多いためです。しかし、今回の「NEC Intra Ale Pitch」ではあえて未完成の段階で外部に構想を披露し、各業界の専門家からの率直なフィードバックを受けることで、より迅速な社会実装を目指す姿勢を示しました。
これからの時代、AIや新技術は急速に進化していくことが予想されます。それに伴い、企業は柔軟性を持ち、外部との連携を強化し、実証や検証を通じて社会に新たな価値を提供することが求められます。このイベントがそのための重要な一歩となったことは間違いありません。
映像コンテンツの公開
イベント当日の様子や登壇者へのインタビュー動画も公開されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
今後の展望
このイベントは今後も定期的に開催する予定です。さらに、今回のテーマとシナジーがある参加団体との議論が進んでおり、共同プロジェクトの検証がスタートしています。社会実装を進める中で、知識や投資の政策的な問題も出てくるでしょうが、企業や専門家、スタートアップが持つ技術を融合させ、時代のスピードに合ったさまざまな挑戦をつないでいく場を作り続けます。参加者同士の新たなつながりとして、未来を切り拓いていくことに期待が寄せられています。
開催概要
- - イベント名:NEC Intra Ale Pitch
- - 開催日時:2026年2月16日(月)
- - 会場:NECソリューションイノベータ株式会社(東京都江東区新木場1丁目18-7)
- - 形式:招待許可制・事前申込制
- - 主催:NECソリューションイノベータ株式会社 イノベーションラボラトリ
- - 企画・開催:yellow door株式会社
企画・開催会社について
yellow door株式会社は、新規事業の支援を通じて企業の価値創出をサポートしています。多様なコミュニティを運営し、スタートアップや企業内イントレプレナーの挑戦を支援しています。興味のある方は公式サイトをご覧ください。
お問い合わせ先:
yellow door株式会社
[email protected]