タカラベルモントが描く未来の美
2025年に開催される大阪・関西万博において、タカラベルモント株式会社がのぞむ将来像が注目を集めています。彼らのブース「大阪ヘルスケアパビリオン Nest for Reborn」では、テーマに沿った「量子飛躍する美の世界(Quantum Leap for Beauty World)」が展示され、この未来的なコンセプトがどのように実現されるのかを紹介します。
新たなヘルスケアサロンのビジョン
タカラベルモントは、美容業界と医療を融合した「ミライのヘルスケアサロン」を提唱しています。このサロンでは、内面の美と外面の美を同時に追求し、「真の美しさとは何か」を来訪者と一緒に考えることが目的です。つまり、展示を通じて、美がどのように進化しうるのかを体感できる機会を提供します。
ご来場者は、ブース内で受け取る「ビューティカード」にQRコードが記載されており、それを通じてデジタルコンテンツにアクセスできます。このコンテンツでは新しい美の概念についての情報を得ることができ、参加者それぞれが個人的な美の探求に繋がる手助けをします。
宇宙時代の美を探求
世界規模で進められている宇宙開発の傾向を受けて、タカラベルモントは2050年には宇宙がより身近な存在になると予測しています。美容に関する価値観や定義も大きく変化すると考え、今回の展示を通じてその問いかけを行います。この機会を通じて、来場者は「美しさ」とは何かを深く考える体験をすることができるでしょう。
空間とデザインの革新
展示ブースのデザインは、宇宙建築を研究する立命館大学の山出美弥氏が手がけています。彼のデザインは、宇宙への輸送を念頭においた展開構造物にインスパイアされており、クリスタルをモチーフにした美しい壁面が印象的です。この壁面には374個の多面体と1580枚の異なるアクリルパネルが使用されており、見る角度によって色が変わる効果を生み出します。これにより、参加者は多様な「真の美」を体感することができます。
未来へのメッセージ
タカラベルモントは、今回の展示を通じて皆さまと一緒に未来の美について考え、その思索の場を提供することを目指しています。忙しい現代社会では、自己を見つめ直す時間が持ちにくいもの。しかし、この機会が「真の美しさ」を見出すための一歩となることを願っています。彼らの理念は「美しい人生をかなえる」という姿勢を持ち、今後も持続可能な社会の実現に向け取り組む姿勢を貫きます。
タカラベルモントの歩みと今後
タカラベルモントは1921年に設立された歴史ある企業で、今年100周年を迎えました。この100年を経て、次の100年を見据えた経営方針「美しい人生を、かなえよう。」を新たに策定しています。これに基づき、持続可能な社会を目指し、ビューティープロフェッショナルと共に進化し続ける企業として新たなステージへと進んでいくでしょう。
これからの美の文化や形を変える可能性を秘めたタカラベルモントの展示、ぜひ注目してみてはいかがでしょうか。