京セラギャラリー秋季特別展「EXPOSING」で新たな展示の魅力を発見

京セラギャラリー秋季特別展「EXPOSING」の開催

京セラ株式会社は、京都市立芸術大学と共同で、2025年11月1日から12月13日まで、京セラギャラリーにて秋季特別展「EXPOSING」を開催します。この展覧会は、万博をテーマにしており、展示の本質を探ることを目的としています。

展覧会の目的

「EXPOSING」は、2025年に大阪・関西で開催される「EXPO2025」を契機に、現代社会における「展示」の意義を再考することをテーマにしています。単なる物の陳列ではなく、展示が持つ新しい価値や人々との関係性について深く掘り下げることが試みられます。

出展するのは、京都市立芸術大学大学院を修了し、現在活躍中のアーティスト3名です。彼らはそれぞれ異なるアプローチで「展示」の多層的な意味を次のように探求します。

- 新平誠洙氏は、現代の絵画が持つ時間や空間の表現を探求し、視覚の奥深さを体験させる作品を発表します。
- 寺岡波瑠氏は、建築とその背景にある物語を「アンビルドドローイング」という手法で表現し、環境デザインにおける疑問を投げかけます。
- 肥後亮祐氏は、社会が作り出す「虚構」をテーマにした作品を通じて、私たちの認識を問い直します。

これらの作品を通して、来場者は日常的に行われている「展示」の行為に隠された深い意味を感じ取ることができるでしょう。

展示概要

- 会場: 京セラ株式会社本社ビル1階の京セラギャラリー（住所：京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地）
- 会期: 2025年11月1日（土）から12月13日（土）（休館日: 日曜日、祝日）
- 開館時間: 午前10時から午後5時（最終入館は午後4時30分）
- 入館料: 無料（個人訪問は予約不要、10名以上の団体は事前予約が必要）
- 主催: 京セラ株式会社、京都市立芸術大学
- 共催: 京都市
- 後援: 京都新聞、KBS京都、エフエム京都
- 企画: D ARTS

京都市立芸術大学とD ARTSについて

京都市立芸術大学は、日本で最も古い芸術系の大学として、140年以上の歴史を誇ります。この学校は、国内外で活躍する優れた人材を輩出しており、芸術界や文化の発展に貢献してきました。

一方、D ARTSは、2025年に設立されたアートエージェントであり、現代美術や工芸を基にして展覧会の企画やアートディレクションを行っています。彼らの活動は、京都のオルタナティブスペースでの展覧会などを通じ、地域社会の活性化に大きく寄与しています。