限定で新幹線車両基地見学ツアーが福岡県春日市に登場！

福岡県春日市が、ふるさと納税を通じて新たな魅力を提案します。2024年11月3日、新幹線車両基地である博多総合車両所の見学ツアーを開催することが発表されました。この特別なツアーは先着20組の限定で、普段は決して立ち入ることのできない新幹線の「裏側」を体験できる貴重な機会です。

このツアーは、JR西日本と株式会社日本旅行の協力により実現しました。参加者は、現役の車両整備士から直接説明を受けながら、車両基地の見学を楽しむことができます。まず、車両整備士が新幹線の整備や運行についての解説を行い、運行を支える車両の内情について学ぶことができます。特に、整備士との会話を通じて、普段は知られていない新幹線の世界を感じ取ることができるのが、このツアーの大きな魅力です。

見学コースの中には、車両の屋根上へのアクセスも含まれています。参加者は、500系車両の屋根上を歩きながら、パンタグラフやその他の設備を間近で観察することができます。この体験は、普段はなかなか見ることのできない貴重な視点を提供し、参加者にとって記憶に残る体験となることでしょう。

さらに、運転士による運転台の見学も行われます。700系車両の運転台に立ち入るという、この機会は特に貴重です。運転士が直接説明を交えながら、運転台についての理解を深めることができるのは、鉄道ファンだけでなく、一般の方にも新たな体験を届けることができる内容といえるでしょう。

ツアーではその他にも、工場内のトラバーサ設備を見学し、実際の新幹線検査作業を間近で観察することで、車両メンテナンスの重要性を実感できます。また、参加者には記念品も用意されており、特別な思い出作りに貢献します。

この見学ツアーは、午前と午後の2部制で行われ、各回10組、計20組の参加が可能です。寄付金額は10万円で、事前にふるさと納税サイトからの申し込みが必要です。定員に達した時点で受付は終了となりますので、興味がある方はお早めの申し込みをお勧めします。

春日市は、福岡市からのアクセスも良好で、このような新しい試みを通じて地域の魅力を発信しています。地元の文化や特色を反映したこのような企画は、地域の活性化にもつながることでしょう。全国の鉄道ファンや新幹線に興味がある方々にとって、この見学ツアーは見逃せないチャンスです。福岡県春日市での忘れられない体験を手に入れてください。