ソーシャルファンド出資
2025-11-18 15:49:22

立命館ソーシャルインパクトファンドがvitomに出資し、フードロス削減と防災食の未来を切り開く

出資の背景



学校法人立命館が設立した立命館ソーシャルインパクトファンド(RSIF)は、社会課題解決を目指す企業に出資するインパクトファンドです。最近、RSIFは完全栄養食「おにもち」を開発・販売する株式会社vitomに投資を行いました。RSIFの目標の1つは、誰もが手に取りやすい価格で、フードロス削減や防災に寄与できる製品を広めることです。この出資は、日常生活で利用可能な主食の提供を通じて、社会的インパクトと事業性のバランスを追求するvitomを支援するものです。

vitomとは?



vitomは「Do the right thing - 人として正しいことをする」という企業理念を掲げ、常温主食「おにもち」を展開しています。この商品は、バランス良く栄養素を配合した完全栄養食で、常温での保存が可能です。また、電子レンジや湯せんを使うことなくそのまま食べられるため、携帯性に優れています。2024年7月には発売直後に全プランが完売し、目標の967%を達成しました。

出資発表に伴う対談



出資に関する詳細は、RSIFの運営を担当するプラスソーシャルインベストメントの野池氏と山崎氏、vitomの林代表による対談からも伺えます。出資の決定要因について、RSIFの山崎氏は「vitomの『おにもち』は日常的な場面で手に取ることができ、広範な生活者に影響を与える可能性を持っている」と語っています。加えて、フードロス削減のための包装技術や、防災食としての利用の可能性を評価しています。

社会的意義



RSIFの野池氏は、「vitomの取り組みはフードロス削減だけでなく、防災といった多様な領域への適用が可能である」と述べています。生活者の身近にある食品でありながら、技術の多用性に注目しているとのこと。彼は、学生起点で社会実装を進めることも非常に意義深いと感じているようです。

企業が持つ期待



「食品業界は、売上を追うだけでなく、正確な情報を消費者に伝える責任が必要です」と野池氏は語ります。食品は本来、人の健康に直結する重要な役割を担っており、この観点からvitomのアプローチが評価されています。また、研究と実業の両立が難しい中で、それに挑戦し続ける姿勢がvitomの強みだとも話しています。

未来への展望



vitomの林代表は「自分たちができることを積み重ね、少しずつ社会に還元していく」と理念を語ります。研究の知見を身近な食に活かし、信頼できる選択肢を増やすことで、食と社会の接点を深めたいと考えています。これは、責任ある食品を提供することで食の未来に寄与する姿勢が表れています。

設立の背景と今後のビジョン



RSIFは、社会課題解決を目指し、教育機関と企業を結びつけることを目的としたファンドです。2020年から始まり、これまでに多くの企業に出資し、なかでも社会に大きく影響を与える事業を選びながら、その成長を支えています。

私たちは、RSIFやvitomの取り組みを通じて、これからの社会がどのように改善されていくのか、大いに期待しています。この可能性に満ちた未来を、私たち一人一人が把握し、支えていくことが求められています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
株式会社vitom
住所
東京都渋谷区渋谷2-19-15宮益坂ビルディング609
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 東京都 品川区 おにもち vitom 立命館

Wiki3: 東京都 品川区 おにもち vitom 立命館

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。