徳島県那賀町がデジタルサービスを開始、暮らしを便利にする取り組み

徳島県那賀町が新デジタルサービスを開始

徳島県那賀郡那賀町（町長：橋本浩志）では、デジタル技術を積極的に導入し、住民の生活をより便利にするため、新しいデジタルサービスを2023年2月1日から提供し始めました。この取り組みは住民の生活利便性を向上させることを目的とし、行政のデジタル化推進にも寄与します。

新サービスの内容

住民マイページサービス「那賀町じぶん課」

このマイページサービスに登録することで、スマートフォンやパソコンを通じて自分に必要な情報を手に入れることができます。行政手続きの検索を簡単に行うことができ、役場へ行く手間を省けるなど、デジタル上で情報の確認が可能です。さらに、手続き検索サイトへもすぐにアクセスできるため、行政サービスをよりスムーズに利用できるようになります。

那賀町LINE公式アカウント

役場から配信される情報をプッシュ通知で受け取れるようになり、住民は重要な情報をいち早くキャッチできます。「那賀町じぶん課」との連携によって、これらのサービスの利便性も向上します。また、町の公式ホームページもリニューアルされ、移住を考える人や子育て世代にも分かりやすく那賀町の魅力が伝えられるよう工夫されています。

デジタル化推進啓発キャンペーン「那賀町デジ化大作戦」

新しいサービスのスタートにあたり、住民向けの啓発キャンペーン「那賀町デジ化大作戦」が立ち上げられました。このキャンペーンでは、行政と住民が共にデジタルトランスフォーメーションを進め、デジタル技術の利用を促進し、デジタルリテラシーを向上させることを目的としています。

キャンペーンの詳細

a. 啓発活動とサービス利用の促進: 町内で広報誌やケーブルテレビを通じて、デジタルサービスを周知し、住民に対して新しいデジタルサービスを利用するよう働きかけます。

b. 対人によるデジタル化普及活動: 地域内の団体と協力し、特にシニア層に向けてデジタル技術の利用を奨励する活動を行います。

スマホ・デジタル使い方講座「あなたもデジ化講座」

キャンペーンの一環として、2月から3月にかけて、一般住民向けのスマホやデジタル機器の使い方講座が開催されます。ここではスマートフォンの基本的な使い方から、「那賀町じぶん課」の機能まで学ぶことができます。

初回の講座は2月9日に那賀町地域交流センターで実施され、橋本町長や町議会議員などが参加し体験受講します。講座では、スマホ用語の説明やSNSの利用方法、さらには公式LINEの登録方法といった内容も取り扱われました。