北海道とベトナムが手を結び人材育成を推進する覚書を締結

北海道とベトナム、人材育成で新たな一歩

北海道とベトナム社会主義共和国労働・傷病兵・社会問題省海外労働管理局との間で、8月9日に覚書が締結されました。この取り組みは、昨年11月に鈴木知事がベトナムを訪れた際に基本合意がなされたもので、その後の協議を経て実現しました。

覚書の意義

覚書の締結により、北海道にはベトナムからの技術者や技能者が訪れ、安心して働く環境が整備されます。この協力によって、双方の地域の人材育成を促進することが期待されています。

主な連携事項

このプロジェクトでは、次のような項目が協力の対象となっています。

1. 人材の送り出し・受け入れ: ベトナム人材が北海道でスムーズに働けるよう、双方での協力体制を構築します。

2. 働きやすい環境の整備: 新制度の下でも、ベトナム人材が安心して働ける環境を作るための取り組みを強化していきます。

覚書の背景

昨年の知事の訪問がきっかけとなり、北海道とベトナムの間に強力な連携の架け橋が築かれました。日本では少子高齢化が進む中、若手の労働力を確保するために、外国人材の受け入れが一層重要になっています。また、北海道の産業界も、新たな技術者の確保に向けて動き出しています。

この覚書は、単に人材の送出し・受け入れを行うだけでなく、国際的な人材交流を通じて北海道の産業の発展を図る重要なステップとなります。